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浪乃音 純米吟醸 ええとこどり 生

今月号のdancyu日本酒特集では「西の酒は濃淳、ふくよか」、滋賀の酒はまるで老舗旅館の女将みたいだと例えられていますが、このええとこどり(生)は、日本の旅館というよりイタリア・ガルダ湖畔に佇む高級リゾートホテルみたいな馥郁とした品の良さと、甘露なスイートルームのような存在感を感じさせてくれます。浪乃音は琵琶湖の玄関口、滋賀県大津市に位置、総石数300石と小さな蔵です。それまでは普通酒と純米酒だけを造っていたが、今は吟醸酒を専門に仕込む新しい蔵を建設。1本1本を丁寧にそして情熱と愛情を持ってお酒を醸されています。それは、仕込みタンクの大きさでも解ります。タンクは大きいもので900kg。大手メーカーが3tで仕込みをすることを考えるといかに小仕込みかが解ります。
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香りは控え目ながら、豊かな含み香はバナナとかメロンを想起させ、芳醇な立体感のあるボディのバランスに優れます。9号酵母と西の酒の相性は素晴らしいと思うが、個人的にはもうちょっと清涼感のある酒が好きなので、一度に多くは飲めませんねぇ。でも素晴らしいお酒なのは確か。料理がなくてもこのままでも充分楽しめます。

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