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アンペレイア [2014] フォラドリ

Ampeleia / Foradori (赤) 750ml
標高600mの畑で最も樹齢の高いカベルネ・フランを中心に標高450mのカベルネ・フランをアッサンブラージュ。標高の高い畑なので葡萄の成熟はゆっくりで色々な要素を持っています。収穫は9月後半から10月前半で区画毎に成熟度を見ながら行われ、セメントタンクで発酵後、大樽とセメントタンクの併用で12ヶ月。ボトリングしてから2年間瓶内熟成してから出荷。ビオディナミのカリスマ「フォラドリ」が惚れ込んだカベルネフランの理想郷!標高450~600mの森に囲まれた畑から生まれる繊細かつ緻密なカベルネフランにサンジョベーゼを加えた「アンペレイア」。濃厚な色調と濃密な果実味を持つほどよくフルボディな仕上がりです。

アンペレイア [2014] フォラドリ

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シエナから50km南、マレンマの外れの町「ロッカテデ リギ」。50 年代まで 5,000 人が住み鉱山で栄えてい たが、鉱山は閉山。過疎化が進み人口は僅か 600 人。町のまわりは全て森林。 『鉱山で銀や銅が採掘されていたのでミネラルが豊富。そして歴史的に 1 度も開墾されていないので自 然環境が守られていた。理想の土地だった』。2002年「エリザベッタ・フォラドーリ」は友人と共にスイス人夫婦が所有していた「メレータ」荘園を購入。ワイ ン造りを開始した。60年代から続く荘園で羊と鳩の飼育、古代小麦の栽培と少しだけワインを造っていた。『70年代からカベルネ・フランが栽培されていた。樹齢が高く、テロワールとの相性が良いことに驚き、こ の品種を残すことにした』。元々の畑は標高 450~600m の高地で土壌は粘土 主体の「ガレストロ」。ここは「カベルネ・フラン」にとっ て最高の環境だった。 2002 年から標高 300m の中部と標高 200m の下部 を開墾し畑を造っていく。土壌は上部と違い砂質が 多く気候は地中海性気候。『土壌と気候に合わせて中部にはサンジョヴェーゼ、 カリニャン、アリカンテを、下部にはグルナッシュを植 樹した』。上部は冷涼で栗の樹や高原植物も自生。中部、下部はコルクガシやガリーヴ、オリーヴ等地中海性植物 が自生する。当然適応する品種も違う。『まわりは全て森。畑はない。完全に自然の中に葡萄が共存している。しかも DOC ではないのでワイン 造りに制限もない』。エリザベッタが理想とする生物多様性が完全に守ら れている理想の環境だった。

カベルネ・フランの理想郷
醸造責任者は「マルコ・タイ」。父親が「フォラドーリ」 の栽培担当として長く働いていたので「マルコ」も醸造 学校卒業後に「フォラドーリ」に就職。 その後、フリウリのカンティーナで勉強し、2002年から「アンペレイア」の醸造責任者に抜擢された。『エリザベッタとは子供の頃からの付き合い。家族み たいなもの。彼女の理想は僕の理想』。35haの畑はビオディナミが導入されていて53haは森林を残し、32haは牛の放牧と古代小麦の栽培を行っている。 1 度も畑になっていなかった土地なので土壌中のバクテリアは多様で活性化している。葡萄は自然と共存しないと生き抜けない。その点、「カベルネ・フラン」は病気が少ないのと乾燥にも耐性があるので最適だった。『カベルネ・フランはゆっくり成熟することで青さがな くなる。その為に高い標高と豊富な日照量が必要。 ここは理想的』。収穫は 10 月中旬。ヴェレゾンは 8 月中旬と「アリカン テ・ネロ」より 2 週間生育が遅い。 仕立はグイヨ。2m の高さに仕立て、できる限り多くの葉を残し自然な成熟を促す。土壌は痩せているので自然と収量は減り、ヴェジタルな要素が消える。『標高が高いが、日照量が多いので、ゆっくり成熟できる。お陰で未熟さ、青さはないのにフレッシュさを 持つカベルネ・フランができる』。「アンペレイア」「ケポス」はカベルネ・フランを主に5種類の品種から造られる。彼等が重要視しているのは混植混醸。『一緒に収穫して一緒に発酵させる。別々に産まれて合わせるのではなく、一緒に生まれることが重要。 昔のワインは全てそうだった』。現代の醸造では熟すタイミングが品種毎に違うので品種毎に収穫し、別々に醸造して熟成してからアッ サンブラージュするのが常識。『完熟した葡萄だけだと味の単純化が進む。完熟葡 萄だけだと甘さに支配された単調なワインになる。 異なる熟度、異なる品種、異なる要素が重要』。全ての品種をしっかり完熟させることで失うものもある というのが彼等の考え方。『未熟果や過熟な葡萄。色々な状態の葡萄がお互いに影響し合うことでバランスする。突出した 1 つの 要素ではなく、丸くまとまった味わいになる』。力強さよりも馴染んだ優しい味わいが彼等の理想。 偉大なワインではなく、シルクのようなワイン。『色々なワインを経験した人が最後に飲みたくなるのは凄いワインではない。染み込むように楽に飲めるけど、味わいの要素は複雑なワインだ』。

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