Thunevin Chateau Valandraud (赤)750ml
ガレージワインの元祖と言われるジャン・リュック・テュヌヴァン氏。多くの話題をワイン業界に提供してきた彼のワインが素晴らしいことは2012年にサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラツセBに昇格したことでも証明されたといえるでしょう。濃密で優雅な風格を備えたワイン。
濃く深い紫の色調。ブラックプラムなどの黒系果実とすみれ、チョコレート、キャラメル、インク、リコリス、レザーなど様々な香りが複雑に融合しています。凝縮感のある果実感と洗練されたタンニンがシルクのように滑らかにそして、力強く口中に広がります。2018年ヴィンテージは垂直で、美しいバランスをたたえた完成されたパワフルなヴァランドローです。
使用品種:メルロー主体、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、オーク樽にて22カ月間熟成。
シャトー・ヴァランドローとは、サン・テミリオンでジャン・リュック・テュヌヴァン氏が手がける伝説的なシンデレラワイン。初ヴィンテージの1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでに到達しました。醸造面では、長年に渡って技術の改善や伝統と現代的な方法を合わせた工程を見直しており、特に畑のケアや手摘みの収穫、選果などの改善に力を注いできました。 収穫したブドウはオーガニック仕立てのセラーに移動。機械を用いてさらに選果した後、発酵はステンレスタンクやコンクリート、木製の異なるタンクで行います。アルコール発酵が終了して直ちにオーク樽へ移され、マロラクティック発酵をスタート。新樽比率100%のフレンチオークで18~30ヵ月間熟成を行い、フィルタリングや清澄を行わず、瓶詰めします。 ヴァランドローの味わいは、凝縮感のある果実の旨味が特徴的なリッチなスタイル。カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実味と、しっかりとしたタンニンが力強い骨格を形成しています。今後、ますます入手が困難になるであろうこちらの1本を、ぜひお楽しみください。