Chateau Pouget (赤) 750ml
世界で最も入手困難なボルドー格付けシャトーが入荷しました。世界中で親しまれているメドック格付けシャトーですが、その中でも最も生産量が少なく、最も希少なシャトーが4級のプージェです。年産わずか2万本のみ。加えて流通経路が非常に限られていることもあり世界を見ても露出が極端に少ない格付けシャトーです。かつてリシュリュー枢機卿も寵愛したワイン。ラベルデザインはまさに、枢機卿がワインを想って詠った詩になぞらえて描かれています。数量限定のこのワインをぜひこの機会にご賞味ください!使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン
シャトー・プージェは、カントナック村にあるメドック格付け第四級シャトー。元々はカントナックのベネディクト派の修道院がシャトーを開設しました。1748年にはフランソワ・アントワーヌ・プージェ氏が取得します。そして娘であるクレール女史のピエール・アントワーヌ・カヴァイエ氏との結婚を機に、プージェ・カヴァイエ家が長年に渡って経営を担う事となりました。 1855年にメドックで四級に格付けされるものの、フランス革命によりカヴァイエ家は所有権を奪われ、1906年にピエール・ギルメ氏がシャトーを運営。その後メドック格付け第三級のシャトー・ボイド・カントナックを所有しました。1982年までは、ボイド・カントナックもシャトー・プージェで造られ、プージェはボイド・カントナックのセカンドワインとして扱われていたそうです。 それ以降はそれぞれ別の醸造所で造られるようになりましたが、プージェはデュボス社の独占販売により、フランス国内のみでの販売でした。そのため以前の知名度はあまり高くなかったものの、現在ではワインの品質向上によって世界的に大人気を博しています。