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コート・ロティ・ソ・ブリュンヌ [2017] ジャン・ミッシェル・ステファン

Cote Rotie “So’Brune” / Jean-Michel Stephan (赤) 750ml
パカレやマルセル・ラピエールと同じ理念を持つコート・ロティの小規模生産者。この地に本来植えられていたとされ るシラーの原種スリーヌから偉大なコート・ロティを造る。80%シラー(174クローン)、20%ヴィオニエの混植畑で1994年に植えられた0.36haの素晴らしい畑。氷河に由来する砂質と雲母片岩の畑。テュパンよりかなり北に位置している。25度以下で発酵。古バリックでの熟成は状態を見ながら24ヶ月程度。

コート・ロティ・ソ・ブリュンヌ [2017] ジャン・ミッシェル・ステファン

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フランスで一番危険な畑
「コート・ロティ」には著名な 2 つの丘「コート・ブロンド」 と「コート・ブリュンヌ」がある。「ジャン・ミッシェル・ステ ファン」はその両方に畑を所有する。『結晶片岩、片麻岩主体。フランスで最もきつい傾 斜と言われる畑。ワインは硬くシリアス。シラーの重 厚さはなく、ブルゴーニュのよう』。ブルゴーニュの「フィリップ・パカレ」やバローロの「カヴ ァロット」も一番偉大な産地と評する「コート・ロティ」。 厳しい環境だが偉大なワインが産まれる。 見落としてしまいそうな小さな看板が掲げられた醸造 所。元は果樹栽培を行っていた父親が収穫した果 物の保管庫として使っていた小さな倉庫だった。中に は中型の発酵槽が 6 つだけ。 ボジョレーの醸造学校を卒業した「ジャン・ミッシェル」 が家に戻ったのは 1991 年。生物学と農学を元にこ の地でワイン造りに挑戦している。『今のワイン造りに行きついたのはマルセルの影響。 ジュール・ショヴェに学んだことをマルセルに具体化 してもらった』。急斜面での作業は一部馬による作業を行う他は全 て手作業。化学薬品は一切使わない。本当に必要 な場合はボルドー液と硫黄のみ使用。『2013 年、周辺のビオディナミの造り手は 10 回以上 ボルドー液を散布した。僕等は2回だけ。必要最小 限に抑えている』。

シラーの原種スリーヌ
「コート・ロティ」ではシラーに 20%まで「ヴィオニエ」を アッサンブラージュすることが許されている。彼等は 一部の畑で伝統的に「ヴィオニエ」が混植されている が最も重要な畑では単一で醸している。『僕等にとって最も重要なのが、この地域で「スリー ヌ」と呼ばれるシラーの原種』。80 年前までは「コート・ロティ」には僅か 70ha しか葡 萄畑が無かった。その後、この土地の品質の高さが 脚光を浴びた途端、一気に葡萄畑は 200ha まで拡 大された。 その際に多くのシラーが植えられたのだが、そのほと んどが南ローヌのシラーに由来するクローン。凝縮度 が強く色調も濃い。『元々この地に植えられていたシラーはスリーヌと呼 ばれ、南ローヌのシラーに比べて色調は薄く、凝縮 感はないが繊細さがあった。ピノ・ノワールにも通じ る個性があった』。彼等はこのスリーヌに拘りを持っていてキュヴェ「コート ・デュ・テュパン」はスリーヌ 100%になっている。『スリーヌ 100%で収量は 15~20hl/ha と低い。36 カ月木樽で熟成。濾過及びSO2の添加はなし。ジュ ール・ショヴェの考えに基づいて造った』。現在は畑をメタイヤージュ(借りる)しているので難しいが、新しく植樹する畑はボジョレーの苗木屋から購 入したマサルセレクションによるスリーヌのみを植えて いる。

セミ・マセラシオン・カルボニック
醸造は「セミ・マセラシオン・カルボニック」を採用。収穫時から瓶詰め時まで亜硫酸を使用しないで醸造 する為。『セミ・マセラシオン・カルボニックはテロワールを表 現できないという人がいる。僕のワインを飲んで欲し い。テロワールでしか説明がつかない違いだ』。

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