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徒然 五橋の夏酒

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今回の呑み合わせの酒肴は季節外れの「白子」である。それも三品。
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聞けば、ここの親方の大量仕入れとのこと。白子があまり得意じゃない自分にとっては迷惑な話である(笑)。

ちなみにこの店は基本的に「おまかせ」で注文を受ける。
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がしかし、出されたものはペロリと平らげる主義。
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しかしここに救世主。この夜飲んだ「夏酒」との相性があまりに良かった。そんな訳で、苦手気味な食材がものすごく美味しく戴けたのだ。
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この酒のために仕込まれた山廃純米生原酒は白麹を用いて醸し、クエン酸を多く含む酒質に仕上がった。そのためほんのり甘酸っぱいニュアンスを感じさせる。
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この酒、梅酢の甘いソースを使ったような、例えば鱧料理なんかには絶妙に合いそうだ。しかし肉料理に合わせても、持ち前の切れのよさで余韻の脂を流してくれるので、箸が止まることはない。現に白子を食すと、そのまったりとした口中をスパッとリセットするので、いくらでも食べられてしまう。しかしただ単にリセットするのではなく、食材の旨味を良く引き出すから恐れ入る。
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〆はそうめんで 

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