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徒然

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■「G」ル・ジェ・ド・シャトー・ギロー[2016]

ソーテルヌの1級シャトー、ギローが畑の中心部に位置する15haの区画から造る辛口白ワイン。貴腐ワインで使われた樽を使うことで華やかな香りを醸し出しています。 使用品種:ソーヴィニヨン・ブラン 70/セミヨン 30% 。格付1級シャトーで初の有機認証を獲得したシャトー。近年、ワインスペクテーターやジェイムス・サックリンなど、世界的なワイン評価誌でも高く評価されているシャトー・ギロー。

■コンテ・デラ・ヴィペラ  [2016] アンティノリ

イタリアの名門アンティノリと、プイィ・フュメなどを造るフランス、ロワールのド・ラドゥセット社とのコラボワイン。ソーヴィニヨン・ブランをメインにセミヨンを加えて造られる、果実味とミネラル豊かな白ワインです。 ソーヴィヨン・ブランの一番よい区画は海抜200m400mに位置された畑。収穫されたブドウは、冷却装置付きのベルトコンベアーで運ばれ、10℃でスキンコンタクトされた後、ソフトプレスされます。16℃を超えないよう温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵され、タンク内でシュール・リーを行うという、ド・ラドゥセットのプイィ・フュメ同様の技術が用いられています。

■プイィ・フュメ[2016] ジョナタン・ディディエ・パビオ 

ソーヴィニヨン・ブラン100%。収穫はすべて手摘み。除梗せず天然酵母のみで発酵させます。キンメリッジアン、シレックス、粘土質、砂礫質等、多様な土壌。平均樹齢30年。ステンレスタンクで7ヵ月間熟成。 今日のプイィ・フュメを代表する新世代、ジョナタン・パビオは、フランスのワインガイドの金字塔「Le Guide des Meilleurs Vins de France 2013」に、プイィ・フュメの造り手として掲載された、全5人のうちのひとり。プイィ・シュル・ロワール村近郊のレ・ロッジュ村に5世代続くぶどう栽培家の家系で、1977年にディディエ・パビオがドメーヌを設立。2005年に息子のジョナタンが継承しました。研修先だったフォジェールの「レオン・バラル」でビオディナミに出会い、衝撃を受けたという彼は、2006年から、(プレパラシオンの使用など)一部にビオディナミの手法を採り入れた、ビオロジー栽培を開始しました。「ここプイィ・フュメには約120人の造り手がいますが、ビオロジー栽培を実践しているのは僕も含めてまだ3人しかいません(2012年現在)。

■ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ プルミエ・クリュ [2015]

シャブリ1級の4つの畑のぶどうをブレンド。辛口で快活でフレッシュ、典型的なシャブリの味わい。フレッシュでミネラル感のある長い余韻。そして少し熟成させると繊細なハチミツを感じます。大昔、浅い海の底だったこのシャブリ地区の土壌は、貝殻の化石を無数に含んだ粘土質と泥灰質が交互に層を成し、表面は石灰岩の破片におおわれたキンメリジヤンと呼ばれる地層から成り立っています。ここのぶどう畑は、曲がりくねった渓谷の景観で、セラン川の両側斜面に位置し日照に恵まれています。そのため、良質でしっかりしたワインを生み出すシャルドネ種のぶどうを育てることができます。 丁寧に手摘みで収穫されたぶどうは、フレッシュで繊細な味わいを表現するため、シャブリ地区内の自社ワイナリーで圧搾し、果汁はボーヌにあるセラーに運び、それぞれの品質にあわせて、ステンレス、または樽で発酵・熟成を行っています。

■ヤレ シャルドネ[2013] クズマーノ

産地はシチリア島北西部パレルモ県フィクッツァ、標高700m、熟成は225Lのバリックでアルコール発酵。そのまま澱と共に6か月間寝かせた後瓶詰め、色も果汁も濃く、南の太陽をいっぱい浴びた芳醇なシャルドネを感じられる逸品です。 クズマーノは2000年に創業したばかりですが、その品質とコストパフォーマンスの高さで非常に人気のあるワイナリーです。クズマーノ家は祖父の代からバルクワインを生産していましたが、シチリアワインの品質・知名度の向上とともに元詰めを考え、長年様々な試行錯誤を経て2000年から元詰めを開始。そしてその年のヴィンテージのノア(ここのフラッグシップワイン)がトレヴッキエーリを獲得、注目のワイナリーとなりました。シチリア全土に8か所のテロワールの異なる畑を所有し、「シチリアは島ではなく大陸である」という彼らの言葉の通り、それぞれの土地の個性を生かしたワイン造りを目指しています。

■シャルドネ [2011] コールド ストリーム ヒルズ

フルーティーな香りにスパイシーな樽の風味が上品に絡み合い、ドライで心地よい酸味に、桃やトロピカルフルーツを感じさせる味わいです。豊かな気候を持つ生産地の恩恵を受けた、クオリティの高い逸品です。 ジェームス&スーザン・ハリディ夫妻により1985年設立。メルボルン郊外にある標高差のある丘陵の斜面に葡萄畑があります(ヤラバレー)。冷涼な気候は、平均気温がボルドーより涼しく、ブルゴーニュよりやや暖かめ。 ワインメーカーのアンドリュー・フレミングは、ボルドーの大学で醸造学を学んでおり、ワイン造りは栽培から醸造まで全て人手で行います。特徴として赤ワインは伝統的な開放槽による醗酵、白ワインは樽醗酵させ、それぞれ異なった手法によって葡萄の持つ可能性を最大限に引き出しています。1996年、サウスコープワインズの所有となり、創始者のジェームズ・ハリディは経営を離れ、著名なワインライターとして活躍していますが、今でもジェームズ・ハリディを中心とするワインメイキングチームにより高品質なワインを造り続けています。

■リュリー プルミエ・クリュ[2011] ルフレーヴ・アソシエ 

貴重なバックヴィンテージ!2009年産からルフレーヴ・エ・アソシエのネゴシアン名でネゴスワインを始めました。実際には畑の管理から、収穫、醸造までドメーヌで行うが、法律上はネゴスワインとなる。100%ビオディナミで、ラベルはドメーヌワインのイメージに近い、というよりも、古いドメーヌラベルデザインを生かして使用。 約2haの畑の葡萄のアッサンブラージュ。リュリーのコミューン南側にあるレ・クルーとピヨの区画の混醸で1920年に植えた区画。エレガントな白い果実を思わせる香り。ストラクチャがあり、酸もしっかりしている。しっかりしたボディとミネラル味の濃縮味が心地良い。

松竹梅の中身はワイン。ブラインドテイスティング。
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新しいゲストの方が一度に5人も増えた今月のワインの会でした。普段は騒がしい常連さんも勝手が違うらしくて、皆さん妙~に静かなので可笑しいのです。'97年にソムリエの資格を取得した頃から始めたワイン会ですが、自分で知ったつもりの常識的なワインの知識も、初心者に対して平易な言葉に言い換えて説明するのって結構難しいのです。自分がちゃんと理解してないとシドロモドロになります。それだからこそ、こうして新しいゲストを迎えると初心に帰って、ワインの知識をブラッシュアップしようという気になるので有難いことです。
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鰻には日本酒が定番かもしれませんが、私は赤ワインを合わせるのが好みです。特に夏の鰻(土用の丑)には冷たい「赤」、冷やして味わえるピノ・ノワールとかメルローを選ぶようにしています。最近は冷やして旨い赤ワインも発売されているので助かります。
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普通なら今頃梅雨明けを迎え、これからが夏本番のはずなんですが、今年はちょっと(どころか大変)様子が違います。連日の猛暑に身体が悲鳴を上げています。

そこで米麹から造った「あま酒」を是非。

我が国で甘酒が流行したのは江戸時代のことで、売り歩く商人や店舗を構える業者もいたほどで、その人気のほどがうかがえます。特に甘酒の需要が高かったのが、暑さと湿気で体力が低下しがちな夏場でした。臓器の消化能力が低下し、疲れやすい季節には消化が良くて甘味の摂れる甘酒はもってこいの飲み物だったのです。「あまい、あまい~、あまざけ~」と客を呼ぶ商人の声は夏の風物詩にもなり、単語としての『甘酒』も俳句の季語になりました。

暑い夏には体力も消耗し、暑さで病気になる人も多く、特に夏に死亡率が高かったことから健康保持、栄養補給飲料として幕府も甘酒を奨励し、価格も四文を超えないようにお触れまで出していました。

このように、人間が生活し活動する上に必要なブドウ糖が豊富な上、多くのビタミン群とミネラル、必須アミノ酸など多くの成分が入っているためエネルギーの補給や免疫力の向上、腸内の改善など効果を発揮してくれることで庶民は夏の暑さを乗り切ったのです。


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