Pouilly Fuisse Terres de Pierres / Verget (白)750ml
仏2大評価誌で毎年最高評価を得るシャルドネの専門家。その天才的ワイン造りを活かしたネゴシアン部門も高い 評価を得ている、食事に寄りそう上質なブルゴーニュワインを生みます。
ヴェルジッソン村のラ・コートが主体(北斜面なのでミネラル感とフレッシュさをもたらす)でフュイッセ村の2区画をブレンド。ヴェルスラクロワとレリットで、豊かさと密度をもたらす。70%は小樽(新樽25%)で30%が大樽。味わいのスケールは大きく、力強い。コストパフォーマンスに優れるヴェルジェの定番。
当主の「ジャン・マリー・ギュファン」は 1970 年代に 妻と共にブルゴーニュへ移住したベルギー人。 ワイン造りとは関係ない環境にいた彼だが、一気にト ップ生産者の仲間入りを果たしてしまう。 皆が彼を「天才」と呼ぶ。試飲をしていても芸術家の ように感覚でワインを判断していく。表現も独特。ワイ ンのパワーを表現する。 1980 年からは、ネゴシアン部門である「メゾン・ヴェ ルジェ」を手掛けている。 「シャブリ」「コート・ドール」「マコン」等、各地の葡萄 栽培家や造り手と情報交換をしながら、その年の買 取り区画を決めていく。 熟成中の樽には色々な有名な造り手の名前と区画 が記入されていた。 「ヴェルジェ」の醸造責任者で「ジャン・マリー・ギュフ ァン」の右腕が 10 年以上働いている「ジュリアン」。 全ての畑に出向き土壌、日照条件を熟知している。 栽培チームも率いていて一部の畑では栽培も自分 達で手掛ける。 醸造は「ギュファン・エナン」とほぼ同じ。優しく圧搾、 フリーラン果汁を重視していてプレス果汁は完全に 分ける。 発酵は野生酵母のみ。フレッシュな白ワインに関し ても低温から始め、できる限りゆっくり時間をかけて 発酵させる。 通常、醸造学上は 2 つの発酵が同時に進む事は危 険とされ避ける。しかし、彼等にとっては果実の重さ を出さずにバランス良く仕上げることができるとして 好意的に考えられている。