沖縄 BLUE ライスウイスキー 700ml alc43% / 久米仙酒造(沖縄)
沖縄の酒といえば「泡盛」。米を磨き、高度数の蒸留酒を造りあげるこの伝統的技術は、500年以上の歴史を誇ります。
この洗練された技術と亜熱帯地域の特性を活かして挑んだのが、唯一無二の「ライスウイスキー」。
ホワイトオークの新樽で貯蔵・熟成することでお米の甘さがしっかりと感じられる味わいと、南国果実のようなトロピカルな質感に爽やかさを感じることができます。
心地よいアタックとドライな後味が美味です。
沖縄から世界に挑戦する新たな味わいを、ぜひお楽しみください。
久米仙酒造ではこれまで、海外限定で沖縄の気候・風土・文化を活かした製法でライスウイスキーを販売し、高い評価を得てきました。 その酒質は日本国内においても多大なご支持をいただき、前回Makuakeプロジェクトにおいてもリターンが全て完売するほどの好評価を頂きました。 そんな我々が次なる一手として展開するのが、世界的にも希少な酒質の本格ライスウイスキー『沖縄 BLUE 8年』です。そのきっかけは「国内でもライスウイスキーの販売ができないか」とのお客様の声から始まりました。 日本国内でウイスキーとして発売するためには、税法上、原酒の割合で10%以上の麦芽から造られたモルトウイスキーをブレンドする必要があります。 近年、国内外でジャパニーズウイスキーの価値は急騰していますが、その中でも我々のライスウイスキーはかなり稀少価値が高いものの１つです。 ウイスキーといえば、アイリッシュウイスキーやスコットランドウイスキーなど欧州の中でも北欧のお酒という印象がありますが、近年では台湾やインドなど亜熱帯地域の国々でもウイスキーが蒸留されるようになり、世界五大ウイスキーに並ぶ高い評価を得ています。 沖縄は日本国内でも限られた亜熱帯気候の地域。久米仙酒造も新時代のウイスキー造りの一員として挑戦を続けています。 暖かい気候帯で作られるウイスキーの特徴には、熟成が早く、比較的短時間でも芳醇で濃厚な味わいのお酒が造られる点が挙げられます。 樽熟成が進むほど天使の分け前（エンジェルシェア）と呼ばれる蒸発による酒量の減少が起こりますが、同時に風味は深まり、味わいは濃縮されていきます。 ぜひ、この亜熱帯熟成ウイスキーと、お手元の欧州産ウイスキーとを飲み比べしてみてください。 1989年に樽貯蔵・熟成を始めて以来、我々はウイスキー専用の樽・バーボン樽を中心に熟成を手がけてきました。バーボン樽は我々が米国ケンタッキー州へ赴き、現地で買い付けたもの。バーボン樽は長い熟成期間を要し、酒の個性をより強く引き出すことができる樽です。久米仙酒造の酒質とも馴染みやすい特性から採用の運びとなりました。 そうしてバーボン樽に詰められた酒は、年月を重ねるごとにまろやかで深い旨みが醸し出されていきます。香りはバニラのように芳醇で、甘いものに変化していきます。 泡盛古酒を樽貯蔵してつくった樽熟成酒の味わいを最大限に活かすため、10%ブレンドするモルトウイスキーを何種類もテスト、試行錯誤を行い、もっとも相性の良い8年熟成のスコットランド産モルトウイスキー原酒に辿り着きました。 ブレンドしたウイスキーならではの複雑な味わいの中に、お米由来のほのかな甘み、ニュアンスとなる酸味、ウッディな香りのハーモニーがあります。ここにニュータイプのライスウイスキーが完成したのです。 これが我々のライスウイスキーの最大の特徴であり、魅力です。
