Pian delle Vigne Brunello di Montalcino / ANTINORI (赤)750ml
名門、アンティノリ社の造る、芳醇かつなめらかなモダンなスタイルの 珠玉のブルネッロ。上質なブドウから来る豊富で滑らかなタンニンと、豊かな土壌によるミネラルによって、複雑でリッチ、優雅な雰囲気漂う仕上がりです。使用葡萄品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ
アンティノリは、はるか14世紀よりワイン史に足跡を残すトスカーナ州フィレンツェの偉大な名門メーカーです。1385年にワインビジネスをスタートさせたアンティノリ。サッシカイヤ一族とは血縁関係にあり、当初はサッシカイヤのワインメイキングにも携わっていた歴史を持ちます。1970年代に「ティニャネロ」「ソライア」といった世界的に有名なスーパータスカンを生みだし、トスカーナワインの品質向上を牽引していきました。アンティノリは、今ではイタリアを代表するワイナリーとしての地位を不動のものとしています。ピアン・デッレ・ヴィーニェ・ワイナリーは、モンタルチーノの町から6キロ南に位置しています。1995年よりアンティノリの所有となりましたが、「それぞれの土地の伝統、個性、歴史を生かす」というモットー通り、それまでのワイナリー独自の製法を継承してワイン造りを行っています。ワイナリー名は、エステートの敷地内に19世紀に造られ、今も現役で活躍する鉄道駅の名前から付けられています。 ピアン・デッレ・ヴィーニェのブドウ畑は約65ha、標高130 〜 250mにあります。オリーヴの畑や110haの広大な森に囲まれた、南東向きの日当たりのよい畑で、主に石灰質の粘土、豊富なカルシウムと石を含んだ土壌。育てられているブドウは樹齢15年〜20年程度の比較的若い樹が主です。アンティノリが参入する以前からあった畑に加え、アンティノリの造るモンタルチーノのサンジョェーゼの中で、最も高品質なもののクローンを植えた新しい畑を造り、それらのブドウに最も優れたブレンドを施してワインが造られます。温暖な気候により、ブドウはキャンティ地区と比べ1、2週間早く収穫を迎え、9月の中旬に収穫されます。醸造においては、27℃までに保たれたステンレスタンクで3週間発酵を行い、オーク製の数千リットルの大樽で2年間熟成。造られるワインは、モンタルチーノの温暖で昼夜の寒暖の差が大きな気候の中で育った、上質なブドウから来る豊富で滑らかなタンニンと、豊かな土壌によるミネラルによって、複雑でリッチ、優雅な雰囲気漂う仕上がりです。