自然農法の畑から
店主自ら作った植物質堆肥だけを使って育てた野菜を店頭でも販売しています。
完全無農薬、殺虫剤や除草剤、そして化学肥料を一切使わず、畜糞由来の有機肥料も全く使用しない、自然農法の考え方を取り入れています。
畑は茨城県水戸市のお隣りの茨城町、涸沼が見える高台にあります。有機肥料は使わず、使う場合は植物質主体の完熟堆肥のみを使用しています。
※平成27年5月28日、涸沼がラムサール条約湿地に登録されました
そして自然農で作る野菜は全て固定種(伝統野菜)から育てています。いわば野菜の原点ともいえるもの。
巷に出回るF1種は一代限りの種(※雄性不稔)であるのに対して、固定種はその都度種子を採取して育てることが可能な、自然そのものの持続可能性を持つ種です。F1種による食のグローバル化が世界を覆い尽くす勢いの中で、こうした貴重な固定種を次の世代に繋げていく必要があります。
※雄性不稔とは、花粉ができない遺伝子異常の性質
とはいっても自然菜園2年目なので、収穫が安定せずに苦労しています(笑)。どうか長い目で見てやってください。