Rosso Piceno “Morellone” / Le Caniette (赤) 750ml
海から10kmのリパトランソーネの高台にある畑で更新世の砕屑岩と砂質を多く含む土壌。収穫は9月中旬。畑で選果し、カンティーナでも更に選果。軽く圧搾してステンレスタンク内で低温をキープして発酵開始。マセラシオンは10日間以上。マロラクティックから古い樽に入れて、1度移し替えをして24か月熟成。その後、ステンレスタンクに移して更に12ヶ月熟成。品種:サンジョベーゼ、モンテプルチアーノ
沿岸部の平野で造られるロッソ・ピチェーノがほとんどだが、レ・カニエッテは唯一認可されている内陸部リパトランソーネに畑を所有し、量では無く質を重視したワイン造りを行っています。
【ロッソ・ピチェーノ唯一の石灰土壌】1960 年代「ラファエル・ヴァニョーニ」がこの地で葡萄も含む農業を開始したのが「レ・カニエッテ」の始まり。その時に購入した建物が「レ・カニエッテ」と呼ば れていました。 1990 年代に入り、息子「ジョヴァンニ」が加入。古いカンティーナを改装。昔のセメントタンクなどは活かし ながら理想的な環境を整えていきました。『畑は 3 代に渡って1 度も薬剤が使われていなかったので健康的だった。あとは収量の制限など技術と セラーの衛生の確保だけだった』ジョヴァンニは荒廃した古い畑を積極的に購入し、古 い樹を再生していく。今では 20ha を所有。内 16ha が葡萄畑で残りはオリーヴの樹と森。 彼等の畑は広大な「ロッソ・ピチェーノ」エリアの最南 端。「ロッソ・ピチェーノ」はほとんどが海岸沿いの平地で造られるが、彼等は内陸部の丘陵部「リパトランソーネ」に位置。海から 12km 離れる山間部。
『標高は 430m。ロッソ・ピチェーノで最も高い。500 万年前の鮮新世に起源を持つ古い土壌で海底の 堆積物が凝固した土壌でミネラルが豊富』海岸沿いの平野部と違い、山の影響を受ける。山風 が 1 年中吹き下ろすので夏も気温はあまり上がらな い。マルケでは珍しく雪も降る。
『石灰岩盤の影響を受けるロッソ・ピチェーノはリパト ランソーネだけ。濃厚さではないミネラルを基調にし た骨格のあるワインに仕上がる』
更に PH が低い土壌なので酸度を確保できるのも「リ パトランソーネ」の特徴。果実感がありながら、北のワ インのような硬質感があります。

先代から続く自然農法
畑では「ジョヴァンニ」の祖父の代から 1 度も化学薬 品が使われていない。父親の代からは有機栽培が 実践されている。
『リパトランソーネは田舎の産地。最新の栽培や醸 造は導入されなかった。だから除草剤さえ使わずに 健全な土壌が守られている』
彼等はこの地の自然の豊かさを後世に残していく為 に循環型農業を目指している。
『有機認証 CCPB も取得。有機栽培は勿論だが、自 然環境を残し共存していくことを意識している』
「リパトランソーネ」は痩せた土壌なので収量は自然と 落ちてしまう。平野部に比べて厳しい環境。 その為、葡萄栽培を放棄してしまう農家も多く、荒廃 した古い畑が残されている。
『グルナッシュの一種であるボルド種が植えられた畑 も再生した。樹齢は 150 年。勿論、自根だった。こ ういう畑がまだ残っている』











