Amarone della Valpolicella / Torre d'Orti (赤) 750ml
収穫した葡萄は木棚に並べ、標高350mに位置する小屋で自然乾燥させます。乾燥の過程は、葡萄がベストの状態になるように翌年の1月まで続きます。醸造は高アルコールでも死なない酵母を使用、伝統的な方法で、ルモンタージュ、デレスタージュを行いながら15〜20日間行ないます。その後、果皮とともに数日間マセラシオンを行ないます。熟成は100%フレンチオーク樽で12ヶ月行ないます。その後、大樽に入れブレンドして、瓶詰まで保存します。強いスパイスのアロマ、ペッパーやチェリーの香りが広がります。高いアルコールに負けないタンニンとしっかりとした骨格が、このワインを洗練されたバランスの良い味わいにしています。使用品種:コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、オセレータ
カヴァルキーナやプレンディーナで培った技術を持って、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑む。
トッレ ドルティは、サン マルティン ブオンアルベルゴにある、マルチェッリーゼに近い丘の地区の名称で、かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴや葡萄や穀物の畑として使われました。現在ルチアーノと共にワイン造りをする弟フランコはヴァルポリチェッラが大好きだったので、ヴァルポリチェッラでのワイン造りに挑戦しようと決めました。'00年に、丘の上の素晴らしい畑を購入しました。これがトッレ ドルティの始まりです。カヴァルキーナやラ プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。「ガンベロ ロッソ2010」で『今年のエノロジスト』に選ばれたロベルト フェッラリーニが、2ヶ月毎に来て、ブレンドなどのコンサルタントをしています。畑にするには急すぎる斜面や森があるため、一ヶ所でなく点在していて、全体で20.5haです。葡萄の乾燥は、出来るだけゆっくり、低い温度で行うのが理想です。したがって、湿度と温度をコントロールすることがとても重要になります。乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測り、外気が適切な温度・湿度であれば窓を開けて外気を入れ、また乾燥した空気のほうがよければ、冷却装置(クーラー)で乾燥した空気を送って葡萄を乾燥させます。これらは全て自宅のパソコンで管理しています。丸みを持ったアールデコ調のラベルの絵は、リクエストして、叔母に描いてもらったものです。