ANTIS (赤) 750ml
「最良の区画の最良な葡萄」を使用。壮大な余韻と絹のような舌触り!このワインのコンセプトは、「ベストな区画のベストな葡萄」です。フェーヴル・チリでは数年間にわたり綿密な土壌調査を行い、それぞれの品種に最も適した畑に葡萄を植えています。アンティスは、その中でも深みがあり熟成に耐える品質を生む最良の区画の葡萄だけを選んで造るワイン。収穫は12kgのケースを使い、手摘みで行ないます。除梗、破砕し、発酵タンクに入れます。4〜8日間のプレマセラシオンの後、天然酵母で発酵させます。15〜18日間醸しを行います。マロラクティック発酵後、シルヴァンとソーリーのフレンチオーク樽(1〜3年樽)で約18ヶ月熟成させます。さらに瓶詰後、18ヶ月以上寝かせます。世界を股にかけるコンサルタントのアルベルト アントニーニが、ゴンザーロと共に年2回、ベースになる30〜40種のワインを試し、最も優れたものをアンティスに選んでいます。熟したブルーベリーやブラックベリーのアロマ、チョコレートやタバコ、トフィーの印象深い香りがあります。力強く凝縮したボディがあり、口当たりはシルクのようになめらか。余韻は壮大。まさに最高の体験を味わえるでしょう。先住民のアイマラ族は、アンデス山のことを「アンティス」と呼んでいました(スペイン人の征服者たちが、アンティスをアンデスと聞き間違えて、「アンデス」となりました)。先住民であるアイマラ族の言葉で「朝日に照らされた山」を意味し、アンデス山脈の美しい日の出の光景を表現しています。インディオ達は、この光景にとても敬虔な念を持っています。使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
群を抜く標高の「マウンテン グロウン ワイナリー」・・畑は、まさに山の中にあります。そのため、畑の開墾もすべて手作業で行い、たいへんな労力が必要でした。標高が高いアンデスの山で育つ葡萄は、他よりも比較的冷涼な気候の影響を受け、成熟がゆっくりと進みます。その結果、十分な酸を保ち、アルコールが高すぎない、たいへんバランスのとれたワインが出来ます。「マウンテン グロウン ワイナリー」と呼ばれる生産者の多くは500~550mにありますが、フェーヴル チリは、もっと高い640~950mに位置しています。標高の異なる5ヶ所に畑を所有しており、綿密な土壌分析を行った結果、それぞれの品種に最も適した場所に植えています。サン ルイス(640m)は、ワイナリーのあるところです。ラス マハダス(700m)。サン フアン(840m)で、ウィリアム フェーヴルが魅せられた畑。マイポ川の上流、さらに標高の高い渓谷の上部に、ラス トゥーナス(900m)。ボカ チカ(950m)のアルゼンチン側はウコ ヴァレーと呼ばれ、マルベックに最適な地域です。 「最後は食べて種の味わいで決める収穫時期」・・収穫は土壌や熟成具合を見て区画ごとに行います。葡萄の状態は、分析値も参考にしますが、最終的には実際に葡萄を食べて、種の色と味わいで判断しています。「大切なのは選別を熱心に行うことではなくて、良い葡萄を収穫できるように育てること、収穫の時期を正しく判断すること」 「複雑さのため、他品種をブレンド」・・ピノ ノワール以外の赤は、主要品種の他に必ず違う品種を少量ブレンドします。複雑さを与え、ポテンシャルを高めるためで、加える品種や比率は年によって変わります。 「ほとんどフレンチオークの樽を使用」・・97~98%がフレンチオーク樽。以前はすべて225Lだった。クリスティアンは、より酸化が少ないほうがよいと考え、300L(カルムネール用)、500L(シャルドネ、カベルネ用)を導入した。