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キンタ ドス アヴィダゴス プレミアム [2012]

ヒバコルゴのキンタの中でも最も古いキンタ ド フィルヴィダとアレイン ターニャの畑からの葡萄を使用しています。岩だらけのシスト土壌です。畑は非常に日当たりのよい場所にあります。1941年に祖父が植樹した葡萄で、樹齢が高いため、収量はとても低く、1ha当たり2000kgしか取れません。植密度が高く、伝統的な品種が混植されていることがこの畑の特徴で、ワイン造りも混醸で行います(ナチュラル ブレンド)。収穫は20kg入りの箱を使い、手摘みで行います。100%除梗します。アルコール発酵前に低温マセラシオンを行い、発酵は温度コントロールしたステンレスタンクで行います。澱とともに2~3年樽で12ヶ月('12VTは14ヶ月)熟成させています。フィルターをかけずにボトリングします。深みのある濃い赤、熟した果実の濃厚なフレイバーは、樽の心地よい風味とバランスよく混ざり合っています。かすかにバルサムのタッチがあり、ミネラルの要素も感じられます。しっかりとした骨格、そして複雑さがあります。しっかりとしたタンニンがありパワフル、果実味の豊かな長い余韻が楽しめます。他のワインは、それぞれの品種を別に醸造しそれらを毎年似たような味になるように混ぜて造りますが、このワインは全ての種類を混植した畑の葡萄を使用しているため、全ての葡萄がいい年にしか造ることが出来ません。「アヴィダゴスがワインに求めているすべての要素、果実味、骨格、エレガンス、パワー、酸を持ち合わせている。このワインを飲むと、ドウロがどれだけ素晴しい産地がお分かりいただけるでしょう」とタマニーニは話していました。 葡萄品種:ティンタ アマレ−ラ、ティンタ ロリス、ティンタ バロッカ、トゥリガ フランカ、テインタ カルヴァーリ

キンタ ドス アヴィダゴス プレミアム [2012]

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3,762円 (税込)

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「歴史あるキンタ」・・全て5km以内にあるヴァランダ、トハゥン、フィルヴィダ イ アレイン ターニャの3つキンタ(葡萄園)は、250年前にポルトガル王がイギリス人に書かせたドウロの地図にも掲載されている程の歴史があります。 「寒暖差の大きい、シスト土壌の段々畑」・・葡萄は段々畑のように植えられていて、夏は日中45度、夜は16度位まで下がります。冬は0度になることもある、寒暖差の激しい土地です。灌漑は認められていません。土壌は主にシスト(片岩)で、崩れやすいもろい組成をしています。アヴィダゴスでは、シストが土地の隆起により水平ではなく垂直に向いているため、葡萄の根がシストの層に沿って地中深く伸びることが出来ます。そのため地中からミネラルを吸収し、酸とミネラル感のある長期熟成のワインが出来ます。畑の標高、向き、日照は様々で、同じ品種でも多様な葡萄が栽培出来ます。 「最低4種の葡萄をブレンド」・・それによってアロマの多様性が生まれ、栽培時のリスクを避けることも出来ます。 「叔父が引退、ニーズを反映したワイン造りへ」・・2011年からはペドロが中心となり、世の中の嗜好や経済を理解して、ワイン造りに反映させています。全てのワインについて、マセラシオンの期間を短くするように変更しました。ドウロのワインは大変たくましく、アルコールも高いのが常で、温暖化もあり、全てを抽出しすぎると骨格がしっかりしすぎてしまうからです。また、熟成を待つスタイルは今の時代に添わないと考え、スタンダードクラス(ロテ、アヴィダゴス ティント)にミクロオキシジェナシオンを使い始めました。

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