Grande Reserve Cabernet Sauvignon / Domaines Paul Mas (赤) 750ml
ドメーヌ・ポール・マスが造り上げる最高クラスのカベルネ・ソーヴィニヨン。複雑かつ上品なアロマと、強い凝縮感と滑らかなミネラルが素晴らしい赤ワインです。
カルカッソンヌ近郊ペセナスで1892年からブドウ栽培を行ってきたマス家。 現在のオーナー、ジャン・クロード・マス氏が2000年にドメーヌ・ポール・マスを設立しました。 豊富な国際経験と鍛え抜かれた鋭い味覚、そして伝統にとらわれない革新的なアプローチで生み出されるワインは絶大な支持を呼び、ラングドックのスターワイナリーへの駆け上がりました。 ドメーヌ・ポール・マスは一つの大規模ワイナリーではなく、多数のドメーヌの集合体という組織モデルで、オーナーのジャン・クロード・マス氏が全体を指揮しています。 このような特殊な形態をとることで、下記のような効果が生まれています。 1.各ドメーヌのテロワールやノウハウといった個性が尊重され引き立つ。 2.個性やノウハウがシェアされることで全体にシナジー効果が生まれ、全体が高いレベルで統一される。 3.高水準の施設やロジスティクス、マーケティング等を共有することで固定費をさげ、対品質面で驚くべき価格で提供することができる。 さらに、ジャン・クロード・マス氏はこの形態を最大限に機能させるために、積極的に高い品質の新ドメーヌや畑の購入も継続的に行っています。 品質を最大限に高める努力と素晴らしいワインをなるべく手に届く価格で提供する努力を、組織の仕組みという観点からも行っているのがドメーヌ・ポール・マスの強みです。
●ラングドック地方の魅力
一つの地方としては世界で最大のブドウ畑(※)を抱えるラングドック地方は、ひと括りにするにはあまりに多彩なテロワールと気候(海洋性気候、地中海性気候、大陸性気候)が混在し、各地域から収穫されるブドウはそれぞれ特有の個性を持つ、ヨーロッパの中でも、とてもエキサイティングな地域の一つ。
冬が寒く夏は暑いこの地域は、ワイン造りには理想的な場所です。また、様々な風が吹くのも特長:山風は北西から吹く冷たく乾いた風『タラモンタン』、海風は南から吹き暖かく湿った風『ル・マリン』、そして北から強く吹く『ミストラル』です。
特に山風の冷たく乾いた風『タラモンタン』と『ミストラル』はブドウが過熟することを防ぐと同時に、ブドウを乾かすことで病気のリスクから守ります。これにより、ラングドック地方は、化学肥料を使用する必要性が他のエリアよりは圧倒的に少ないため、有機栽培に非常に向いた産地になっています。