Panul Escarlata Red Blend / Vina Marchigue (赤) 750ml
マルチグエの3つのテロワールを重ねた、象徴的な赤。凝縮した果実味に海風由来の美しい酸が重なり、樽とアンフォラ熟成が奥行きを演出。滑らかなタンニンと長い余韻が魅力です。品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、カルメネール、シラー。
エスカルラタは、パヌールの中でもマルチグエという産地の魅力を、より明確に表現するために生まれた上位レンジです。コルチャグア沿岸部に位置するマルチグエは、太平洋からの海風や朝霧、昼夜の寒暖差に恵まれたエリア。この土地では、果実がしっかりと成熟しながらも、酸やアロマの輪郭が保たれやすく、濃密さと洗練をあわせ持つスタイルが生まれます。エスカルラタは、そうしたマルチグエの個性を土台に、果実の厚みだけでなく、自然な酸、滑らかな質感、奥行きのある余韻までを丁寧に引き出した1本です。熟した黒系果実やスパイス、ほのかな樽のニュアンスが重なり、口当たりはなめらかで、しっかりとした存在感がありながらも、重さに偏らないバランスが魅力。チリワインらしい豊かさを備えながら、より洗練された印象へと仕上げられています。パヌールの親しみやすさの先にある、マルチグエの奥行きと品のある表現。それを最もわかりやすく示しているのがエスカルラタです。
パヌールは、チリの銘醸地に広大な自社畑を持つビーニャ・マルチグエが手がけるブランドです。
ヴァラエタルやレゼルバの親しみやすいレンジから、マルチグエの産地価値をより明確に映し出す上位レンジまで、価格帯ごとに異なる魅力を備えながら、一貫して“土地の個性を価格以上の完成度で伝えること”を軸に展開されています。その背景にあるのは、単なる“高コストパフォーマンス”ではなく、
自社畑100%、複数産地を使い分ける栽培基盤、そして産地ごとの個性を安定して表現できる一貫管理体制です。
ビーニャ・マルチグエの名の由来でもあるマルチグエは、チリを代表する赤ワイン産地コルチャグア・ヴァレーの沿岸側に位置するエリアです。コルチャグアと聞くと、豊かな果実味と熟したタンニンを備えた力強い赤ワインの産地として知られますが、そのなかでもマルチグエは、海の影響によって果実の厚みと自然な引き締まりを両立しやすい点で、近年とくに注目されるエリアのひとつです。
マルチグエを含むコルチャグア沿岸部では、太平洋からの冷涼な影響、とりわけフンボルト海流、午後の海風、朝霧、昼夜の寒暖差が、ブドウの成熟に大きく関わっています。この条件下では、日中は十分な日照によって果実がしっかりと成熟しながらも、夜間には気温が下がるため、酸やアロマの鮮度が保たれやすくなります。結果として、ブドウは単に糖度が上がるだけでなく、果実の凝縮感、自然な酸、熟したタンニンを備えた、バランスの良い状態で収穫されやすくなります。











