Novum Marlborough Pinot Noir (赤) 750ml
メーリングリストで発売されるNZ 国内では毎ヴィンテージわずかな時間でSOLD OUT。深みのあるルビーレッドに仄かにパープルの色調。リッチで素晴らしい芳香はダークレッドベリーやドライハーブにアーシーな香りが特徴的。味わいは熟したチェリーやプラムに心地よいスパイス感と香ばしさも。しっかりしたテクスチャーと骨格が感じられます。
ヴィンヤードはマールボロの中で最もピノノワールに適地と考えられるサザンヴァレー(サブリージョン)に位置します。オーガニック認証を取得しており、急斜面と平坦な場所が混在する高密植なピノノワールで樹齢は30 年以上。サザンヴァレーは日中の気温が高く、粘土質のローム層がワインに豊さと凝縮感をもたらすため、高品質なピノノワールを栽培するのに最適な環境と考えられています。
手作業で収穫したピノノワールを除梗して5 日間果皮と寝かせてから野生酵母で発酵。35 日以上の果皮浸漬を経てプレスし新樽率30% のフレンチオークへ。14 ヶ月の樽熟成を経てブレンドしボトリング。
『ノヴム』はウィルとレイチェル夫妻により2016ヴィンテージを皮切りに極少量生産でワインのリリースを始めました。ウィルの父親はマールボロの草創期にあたる1977年に広大なヴィンヤードを取得し、当時のクラウディーベイの最初の葡萄の供給元として栽培に取り組み始めました。父の代で多くのヴィンヤードをクラウディーベイに譲渡する決断をしましたが、ウィルが引き継いだ今でも、40ヘクタールの優良なヴィンヤードを保有し葡萄栽培家としても活躍しています。 ノヴムは栽培家として他ワイナリーに高品質な葡萄を供給する仕事と並行して、自身のブランドは自分たちにとって興味深くエキサイティングなワインを極々少量つくることを貫いています。その為に、これまでマールボロで取り組まれたことのない、ヴィンヤード内のスイートスポットのみにフォーカスした葡萄の栽培・選別に取り組んでいます。選別した極少量の葡萄のみでノヴムを醸造し、それ以外を古くから提携するワイナリーへ供給しています。生産量を非常にタイトに抑え、使用する葡萄の品質に異常なまでのこだわりをフィロソフィーとしているのです。一見、均一に見える同一ヴィンヤード内の葡萄でも、土壌は複雑に入り組み、葡萄樹にも個性があります。そこを厳密に選別する取り組みを貫いています。 ニュージーランドのフロムでキャリアをスタートしたウィルは、オーボンクリマでジム・クレネデンに5ヴィンテージに渡って師事した経験も持ちます。MWからも大きな注目を集め、2020ヴィンテージのNZ国内販売分はメーリングリストにて案内後、シャルドネはわずか1時間18分、シャルドネより生産量の多いピノノワールも5時間50分でソールドアウトとワイン愛好家のファンが非常に多数。