Essentiel Extra Brut / Piper Heidsieck (白・発泡) 750ml
柑橘類やリンゴ、白い果実のいきいきとした香りとともに、長期熟成による、アーモンドやフルーツケーキのような、力強く、甘く優美な香りが楽しめるエクストラ・ブリュットのシャンパーニュです。表ラベルには、ブドウ品種、リザーヴワインの比率、セラーに入れた年が記載されています。淡い黄金色の贅沢な泡が立ち昇り、美しい流れ星のようにはじけます。みずみずしく贅沢で、ユニークなミネラルの個性とともに微かなヨードの香り。軽やかで新鮮なテクスチャーは、ふんわりとした織物のモスリンを思わせます。柑橘類やリンゴ、白い果実のいきいきとした香りと共にアーモンドやフルーツケーキのような力強く、甘く優美な香りが広がり、ワインが長い間静かに熟成していたことを感じさせます。ウニやオマール、エビ、牡蠣とよく合います。まぐろやサーモンの寿司。北京ダック。ロモ・イベリコ。酢豚。サレールやボーフォール、ゴルゴンゾーラ、シャウルスなどナチュラルチーズ全般。使用品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
パイパー・エドシックは、1785年にフローレンス=ルイ・エドシックが創業した、モンターニュ・ド・ランスに本拠地を置く歴史あるシャンパーニュ・メゾン。創業者であるフローレンス・ルイ・エドシックは、ドイツのウエストファリアでルーテル教会の牧師の息子として誕生しました。後に織物生産の仕事のためフランスのランスへ移り住んだ彼は、そこでワイン造りを始めます。「王妃にふさわしいキュヴェを造る」という強い思いを持ち、研究を重ね習得した技術により、彼の仕立てるキュヴェは洗練を極め、宮廷で大変な人気を博すようになり、当時のフランス王妃マリー・アントワネットへの献上が実現されました。彼は1828年にこの世を去り、その後はそれまで一緒に仕事をしてきた甥のクリスティアン・エドシックが、いとこのアンリ・ギョーム・パイパーとともに受け継ぎました。クリスティアンは、シャンパーニュの生産とビジネスに情熱を傾け、優雅で軽やかな味わいのシャンパーニュを生み出し、世界中にその魅力を広めるためプロモーションを展開。 そのたゆまぬ努力が実を結び、1933年に公開された映画“Sons of Desert”のワンシーンに彼らのシャンパーニュが登場して以来、これまで何本もの映画のワンシーンを飾り、“ザ・ムービー・シャンパーニュ”という名誉ある異名を持つようになりました。また、大女優マリリン・モンローに愛飲されたことでも一躍脚光を浴び、フランスファッション界のカリスマ、ジャン・ポール・ゴルチエもその味わいに魅せられボトルのデザインを手がけたほど。現在では、カンヌ、アメリカのアカデミー賞、ヴェネツィア、ベルリンなど、ムービースターやセレブリティが一堂に会する羨望のイベントである国際映画祭において、レッドカーペットを連想させる真紅のラベルを装った彼らのシャンパーニュは欠かせない存在となっています。中でも南仏のコートダジュールで毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭では、公式シャンパーニュ・メゾンとして認定されており、一晩中繰り広げられる盛大なパーティーで多くの人々に供され、映画祭を華やかに彩っています。