BEAUNE CLOS DES MONSNIERES / OLIVIER LEFLAIVE (白) 750ml
こちらのクロ・ド・モンスニエールはボーヌに位置するコミュナルの畑で育つブドウを用いて造られた白ワイン。モンターニュ・ド・ボーヌを背に抱える急斜面の畑で、南北に分けてポマールとコート・ド・ボーヌを見下ろすことのできる高い標高に位置しています。
土壌は鉄鉱岩砂利質の上に粘土石灰岩質が敷かれており、表土も薄いため水はけが良好。ブドウはゆっくりと成熟します。収穫は手摘みで行われ、醸造所に届き次第、速やかにプレス。空気圧を用いて行われるため、ピュアな果汁のみ搾取されます。全房発酵後、熟成はステンレスタンクで行い、フレンチオークにて継続。新樽比率はヴィンテージによって異なりますが、10~25%の間で調整。計7~12カ月の熟成を終えると、清澄と濾過をし、瓶詰めされます。
豊かな果実のアロマと爽やかなフォレストノートが特徴。非常にしっかりとした飲み口で、凛とした酸味が気持ちの良い味わいを演出しています。数年間の熟成ポテンシャルも感じられる仕上がりの1本です。
オリヴィエ・ルフレーヴは、白ワイン最高の造り手の一つであるドメーヌ・ルフレーヴより独立し、1984年に設立。ピュリニー・モンラッシェに居を構えるブルゴーニュを代表するドメーヌ兼ネゴシアンです。 当主であるオリヴィエ・ルフレーヴ氏は、ピュリニー・モンラッシェ最高の造り手のひとつであるドメーヌ・ルフレーヴの名声を築き上げた、故ヴァンサン・ルフレーヴ氏の甥。尊敬するヴァンサン・ルフレーヴ氏が造ったワインに限りなく近い、エレガントなスタイルのワインを目指しました。 そんなオリヴィエ氏はドメーヌ・ルフレーヴでの経験を生かし高品質のワインを次々とリリース。ワイン・アドヴォケイトにおいて90点以上を幾度も獲得し、人気生産者の仲間入りをしたのです。 120haの畑に相当する量のワインを醸造、熟成しており、その内の17haが自社畑のものとなります。多くがコート・ド・ボーヌの3つの銘醸地、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、ムルソーの白ワインであり、加えてシャブリとコート・シャロネーズも並ぶラインナップ。 オリヴィエ・ルフレーヴ氏は、幸運にもドメーヌ・ルフレーヴ親族の遺産相続を受け継ぐ機会が与えられ、特級畑シュヴァリエ・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェの一級畑レ・フォラティエールとムルソーのブラニー・スー・ル・ド・ダンヌ等の「ブルゴーニュの宝石」とも称される素晴らしいテロワールを引き継ぎました。ドメーヌ・ルフレーヴにてそれらの畑は約20年間もの間、ビオディナミ農法により栽培されてきた畑であり、オリヴィエ・ルフレーヴでも同様に受け継がれています。 ネゴシアン部門では、徹底した品質を保つため、自ら畑に出向き、栽培方法や収穫日を指定。全ての畑が自社所有のものと変わらない方法でブドウを育てています。ブドウは特定の栽培契約者のみに絞り、選定・栽培・醸造までの一貫した管理を徹底して実施。全ての畑を区別することなく、どの畑も同じデザインのラベルが採用されています。その結果、オリヴィエ・ルフレーヴの造るワインは優しく気品に満ち、繊細で、テロワールの個性をはっきりと感じられるのが特徴です。