Mare Nostrum Blanc / Domaine de l'Olivette (白) 750ml
透明感のある清々しいシトラス、時間の経過と共に完熟フルーツを思わせる華やかなアロマに。
程よい酸味とミネラル、上品なフルーツの風味が広がり、軽やかなバランスによる、抜群の飲み心地で、余韻は実にエレガント。
IGP Méditerranée。クレレット60%、ロル20%、ユニ・ブラン20%。3ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢20年。スキンコンタクト。ステンレスタンクで醸造。作品名「Mare Nostrum」はラテン語で「私たちの海」の意。
マルセイユから地中海に沿って東に30km、バンドール地区のル・カストレ村に1750年から続くヴィニュロンの名門で、1941年にAOCとなった「バンドール」各ワインのパイオニアの1社として、つとに名高いドメーヌです。
2005年にドメーヌを継承した10代目(!)ジャン・リュック・デュムティエは、翌2006年から実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培を開始。2014年にはHVE(Haute Valeur Environnementale)」の最高段階「レベル3」の認証を取得し、環境に優しいワイン造りを実践しています。
ご紹介する「マーレ・ノストラム ロゼ」は、所有するわずか3ヘクタールのIGPの畑からの作品で、(彼のフラッグシップである本格的なバンドールのロゼと比べて)、「より気軽にロゼを楽しんでいただきたい」という思いから生まれた、爽快な辛口ロゼワインです。「ロゼワインが、多様な魚介類に広く合うということを知っていただきたい」と願うジャン・リュックは、エビ(オマール)、カニ(ヨーロッパイチョウガニ)、魚(カサゴ)の、3種類の印象的なエチケットを用意しました。
「醸造は、気軽に行ってはいません(笑)。低位アペラシオンであるほど美味しいワインを造るのは難しく、醸造家の力量が問われます。ある意味バンドール以上に細かく神経を使いながら仕込みました」(ジャン・リュック)。
2019年ヴィンテージからは、可愛らしいヒトデのラベルを纏った白も新登場。
地中海沿岸のレストランやビストロで広く楽しまれている、「私たちの海」。「10~12度くらいでお楽しみください」(ジャン・リュック)。