Barbaresco “Bric Balin” / MOCCAGATTA (赤)750ml
クーネオ県バルバレスコ、ブリック・バリン畑より。ワイナリーに隣接した西向きの畑。海抜250~300m。石灰質の多い青みがかった泥灰土壌。
発酵は温度管理の下ステンレスタンクで行う。フランス産バリックで18ヶ月間、瓶内で9ヶ月間熟成。
深いガーネット色。フルーティでほんのりスパイシー、ヴァニラの香りも感じる上品で複雑な香り。温かみを感じるリッチで調和のとれたフルボディ。
ベルベットのような滑らかなタンニン、余韻も長い。赤みのお肉やジビエと相性が良い。
年間生産本数は16000本。
1800年後半、ジョバンニ・ミヌートがバルバレスコに畑を取得。その後1913年に息子のルイージがこの畑から収穫したブドウを使用し、ワイン造りをスタートさせました。1952年に会社はルイージの息子、ロレンツォとマリオに分割相続され、マリオがモッカガッタのブドウ園を継承。現在はマリオの息子で3代目となる、セルジオとフランチェスコがそれぞれの子供、マルティナとステファノと協力しながら情熱を持って仕事に励んでいます。マルティナはアルバでワインメイキングのディプロマを取得、トリノ大学でブドウ栽培やワイン学について学びました。 バルバレスコ村とその周辺に15haの畑を所有し、そのうち12haにブドウ樹が植えられています。ネッビオーロ(7ha)、バルベーラ(2ha)、ドルチェット(1.5ha)、シャルドネ(1.5ha) が栽培されており、年間約65,000本のバルバレスコを中心とした秀逸なワインを生産され、これらはすべて自社で栽培したブドウから造られています。 「バランスの取れた生産の追求し、夏季の剪定からグリーンハーベストまでの間ブドウ樹を注意深くケアすること、そして近代的な設備と機器を備えたセラーは、高品質なワインを生み出すために不可欠である」と生産者は語り、さらなる品質向上に邁進しています。