Chateau Moulin “Cuvee Piverets”(赤)750ml
ボジョレーやロワールの自然派生産者と交流を持ちボルドー右岸でビオロジック農法を導入。テロワールの純粋な表 現を目指すボルドーでは数少ない造り手。
SO2無添加、メルロー種主体で造るヴァンナチュール。フレッシュな果実味豊かな味わい。樹齢45年。下草を伸ばし、除草剤は一切使用していない。手作業で収穫し、100%除梗。ステンレスタンクとコンクリートタンクで野生酵母のみで区画毎に分けて発酵。12ヶ月樽熟成(2~3年樽)した後、アッサンブラージュ。
右岸の中心地「リブルヌ市」。ドルドーニュ川に面した この町のすぐ西が「カノン・フロンサック」。 「サンテミリオン」「ポムロール」に隠れた産地だが歴 史は古い。1937 年に「コート・ド・フロンサック」が AOC 認定を受け、1939 年には「コート・ド・カノン・フロ ンサック」が認定されました。 『1964年にAOCカノン・フロンサックに変更された。 ドルドーニュ川とイール川に囲まれた丘陵地帯』 ポムロールと同様の粘土石灰質が主体だが川に近 いので砂岩を多く含んでいる。 『川に近い利点が春先でも霜害を受け難いこと。温 暖なので香高いワインが産まれる』 「サンテミリオン」や「ポムロール」と比較して知名度は 低いが、コストパフォーマンスは非常に高い。 『カノン・フロンサックは起伏の変化に富んだ地形。 シャトー・ムーラン・ペイ・ラブリーは丘の斜面のみに 畑を所有。メルローを主体に栽培している』 現在では、たっぷりとした体躯と豊富なタンニンを持 つワインが特徴となっている「カノン・フロンサック」にお いて「グレゴワール」の造るワインは滑らかなタンニン と軽やかな果実味が特徴。 喉を心地良く流れるスムーズな味わいは一般的な 右岸のワインとは異なる。 『本来のこの地域のワインは砂由来の軽やかさ。温 かい地域だからこその芳香が特徴』 彼等は「フロンサック」にも合わせて 8ha の畑を所有。 3 つのキュヴェをリリースしている。 「シャトー・ムーラン・キュヴェ・ピヴェール」はボルドー では希少なSO2無添加キュヴェ。 『一般的なボルドーとは異なりメルローフレッシュな果 実味が中心。若い内から楽しむ事が出来る』 年間生産量は 6,000 本のみ。