Barbera d'Asti Superiore "San Martino" / Cascina Roera (赤) 750ML
アタックの果実感と余韻の長さが最高!濃厚な果実の香りとシナモンや丁子等の甘いスパイス、カカオの香り。アタックは強く口中に果実感と酸が広がり余韻に心地よい甘さが残ります。
カーゼ・コリーノのカンティーナの隣にある真南を向く畑で、コリーノのバルラ同様に粘土比率が高いので水分不足に苦しむ事はない。樹齢は約25年。収穫は非常に遅く、10月の中旬以降。茎まで熟すのを待つ。
軽くプレスして野生酵母のみでコンクリートタンンクで発酵。マセラシオンは60~70日と非常に長い。大樽で12ヶ月、コンクリートで12ヶ月、更にボトルで18~24ヶ月熟成。ノンフィルター。
●本物のバルベーラが生まれる畑『サン・マルティーノ』● 完璧に熟すまで待ち、最高の熟度のバルベーラを自然酵母のみで完全発酵。酸素との若干の接触を促しながら熟 成。自然な果実感と偉大な構成に驚かされます。 2002 年「クラウディオ・ロッソ」と「ピエロ・ネッビオー ロ」によってバルベーラ・ダスティの中心「カスティリ オーレ・ダスティ」に「カッシーナ・ロエラ」は設立された。まだ歴史の浅いカンティーナ。 2 人共葡萄栽培農家の息子。「クラウディオ」家はバ ルク売りが主だった 1960 年、この地域で初めてボト リングを始めた一家だった。 「ピエロ」はバルバレスコの葡萄栽培農家に生まれた。 父親から引き継ぎ品質重視に転換させていた。 『お互いの醸造設備は古く変更が必要だった。同じ 考え方の 2 人で 1 つの醸造所でワインを造る方が 効率的で高い品質を目指せると考えた』 職人として飲み手と自然環境に最大限配慮してワイ ンを造ることで意見が一致。規模的にも 2 人の所有 畑 5ha を合わせた方がより良いワイン造りができると 判断したのだった。葡萄樹と土壌のバランスをとることを重視している。 よって防カビ剤、殺虫剤、除草剤は一切使用しない。使うのは銅と硫黄のみ。 『葡萄樹は土壌を介してお互いを助け合っている。 隣の樹が栄養を必要とするのが解る』 葡萄樹は最も生命力の強い生物と言われる。自然 環境が保たれれば土壌を介してまわりの葡萄樹とつ ながることができる。水分や栄養の調整をお互いで 調整するようになっていく。 『栽培・醸造は近所に住むロレンツォ・コリーノ博士 に学んだ。彼の畑が理想だ。僕等の畑は樹齢がま だ若いが理想に近付いてきた』 畑での仕事と収穫のタイミング。そして発酵技術も 教わった。ロレンツォ博士のお陰で僕等の畑も最小 限の手助けだけで病気へ対応できるようになった。