La Atalaya del Camino (赤) 750ml
畑の面積は25ha、標高700m〜1,000m位置し、土壌は石灰質です。平均樹齢は40年以上、収穫は手摘みで行ないます。収穫量は、26ha/hlです。モナストレルを入れることで、デリケートさを出しています。発酵前に低温でプレマセラシオンを行なった後、ステンレスタンクで発酵させます。フレンチオークの新樽で12ヶ月熟成させています。ノンフィルター、ノンファイニング。生き生きとした紫色、チェリーやプラムを思わせる力強いアロマに、かすかにペッパーのニュアンスが混ざっています。素晴らしい骨格と持続性があり、非常にバランスのとれた味わいです。
アタラヤとは、ボデガのある場所の名前で、「監視の塔」という意味です。 ガルナッチャ ティントレラは、スペインではアルマンサでしか見られない土着品種です。ガルナッチャの別名ではなく、アリカンテ ブーシェの別名です。全くの別物で、ガルナッチャとプティ ブーシェの交配種です。栽培も醸造も非常に難しく、良いワインにするのはさらに難しい品種です。皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい品種で、そのため完熟すればとてもきれいで強い色がワインに表れます。タンニンが多く、ストラクチャーがしっかりしています。畑を買った当初は、メルロやカベルネ ソーヴィニヨン、テンプラニーリョも植えられていましたが、全てガルナッチャ ティントレアを接木しました。