Tavel Rose le Classique / Domaine La Rocaliere (ロゼ) 750ml
フランス3大ロゼのひとつタヴェル、厚みがあり、ふくよかなロゼ。
葡萄畑は、タヴェルの特徴的な土壌のタイプであるガレ ルレ(丸い小石)、白いスレート、砂から成っています。穏やかな冬と非常に暑い夏の地中海性気候で、この地域の特徴であるミストラルが吹きます。収穫は8月中旬に開始します。6〜12時間、場合によって24時間浸漬して、色が付いたらプレスします。フリーランジュースとプレスジュースをブレンドします。アルコール発酵は15〜20度に温度管理して、天然酵母で行います。翌年2月に瓶詰します。それぞれの品種が、典型的な味わいをワインにもたらします。グルナッシュはふくよかな果実味を、サンソーはフィネスと余韻の長さ、シラーとムールヴェードルは美しい色と赤い果実の風味、そして長い寿命をワインに与えてくれます。葡萄品種:グルナッシュ、サンソー、シラー、ムールヴェードル
姉妹が営む家族経営のドメーヌ・・醸造、栽培を学んだセヴリーヌがワインメーカーを務め、メラニーが販売、事務などを担当しています。畑は、父の時代には50haを所有していましたが、自分達の管理が行きわたり、納得いく形で葡萄栽培を続けるためには広すぎると判断し、栽培面積を減らしました。「父から引き継いでワイン造りをやってきましたが、今、やっと自分が目指すワイン造りが出来るようになったと思う。」セヴリーヌは話していました。 目指すのはエレガントでフレッシュなワイン・・暑い南フランスにありながら、タヴェルやリラックのテロワールに寄り添った、純粋かつエレガントでフレッシュなスタイルを目指しています。そのため最も重視しているのは、葡萄を収穫するタイミングです。特に夏が暑い南部コート デュ ローヌでは、グルナッシュは熟しすぎるとパワフルな味わいになってしまいます。エレガントでフレッシュなスタイルにするためには、熟しすぎず、最適な成熟度を迎えたタイミイグを見極めることが最も大切です。 テロワールを表現するため樽は使わない・・ピュアでフレッシュなワインを目指しているため、熟成には樽は使わず、ステンレスタンクとコンクリートタンクを使用します。コンクリートタンクのメリットは壁が分厚いため、ワインが外気温に影響受けることなく、一定の温度をキープ出来ることです。「樽熟成させたワインを造る予定はありませんが、もし造ったとしても、テロワールをワインに表現したいため、『このワインは樽熟成しているね』とは言われるワインは造りたくない」とセヴリーヌは話していました。