Châteauneuf du Pape / Clos du Mont Olivet (赤) 750ml
日本市場のためだけに特別に1樽分(300本)のみ生産する限定品です。通常品と同様、「モンタリヴェ(Montalivet)」の区画ですが、バリックでの熟成によって微量な酸化が起きるため、それに負けないように、最も樹齢の古い豊かな味わいの葡萄を使用しています。ムールヴェードルの比率が少し高くなっているのもタンニンを与えるためですが、決して強すぎないようにしています。土壌は、主に砂質粘土。収穫量は30hL/ha。60%除梗します。タンクで、32度で発酵させます。デレスタージュし、ルモンタージュは発酵中1日に2回行います。醸しは30日間。6ヶ月タンク、その後バリック(3回使用樽)で12ヶ月熟成させます。樽の風味を付け過ぎないよう新樽は使わず、ムルソーやシャサーニュ、ピュリニ―など白を熟成した古樽を購入しています。熟成に使用する樽は時々入れ替えています。樽が古すぎると、かえってドライなタンニンが出てしまうためです。このワインで目指しているのは、樽の風味が強すぎない程度に感じられるようなスタイルです。葡萄品種:グルナッシュ主体、ムールヴェードル、シラー
「クラシックな長熟スタイルを守る」 有名なシャトーヌフ デュ パプの古城の跡の正面に位置しています。最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ デュ パプが多い中、とてもクラシックな、力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。シャトーヌフの魅力は複雑さにあり、熟成させることで現われてくると考えおり、2012年訪問時に、「’01年VTをレストランに売っているよ」とティエリは話していました。「ワイン アドヴォケイト」の、『2004年9月に飲んだ’57年の完璧に素晴らしいボトル』という記述も、それを証明しています。 「ティエリ サボン」 1971年生まれで、20才の時に醸造学を学び始め、醸造学校を卒業後、南アフリカに3ヶ月研修に行き、さらにオーストラリアで勉強しました。また、2016年末からシャトーヌフ デュ パプの生産者組合長に就任しました。 「多種の葡萄品種をブレンド」 葡萄は、シャトーヌフ デュ パプに認められた13品種を全て植え、複雑な集約感を出すために多種のブレンドを心がけています。それがシャトーヌフ デュ パプの典型だと信じているからです。ムールヴェードルはシャトー プラドーの苗木をもらっています。土壌の掘り返しは、何年にも渡って繰り返しおこなってきたため、葡萄は深く地中に根をはり、水不足の危険性は低くなっています。農作業は自分でコントロールしたいので、4~5人しか雇いません。収穫は、タイミングが異なるので何度も行わなくてはなりません。 <評価> 評価 「レ メイユール ヴァン ド フランス2018」で3つ星生産者(最高評価)。ヒュー ジョンソン「ポケッ トワイン ブック2019」で、シャトーヌフ デュ パプのトップ生産者として掲載。「ル ギド アシェット デ ヴァン」、「ワインスペクテーター」等で常に高く評価。また、ロバート パーカー Jr.は4~5ッ星の評価。ロバート パーカー Jr.「ワールド グレイテスト ワイン エステイト」に掲載。 「ル クロ デュ モン オリヴェは、30の区画を持っていますが、アペラシオン全体に分かれています。このドメーヌのワインの背骨は、モンタリヴェ地区の区画から来ています。そこでは、土壌は海の粘土と砂で構成されています。モンタリヴォは、南向きで、ブレンドでフィネスをもたらします。全ての区画の名前をあげることはしませんが、それぞれの区画がワインの複雑さにどのように影響を与えているのかを見るのは、興味深いです。例えば、パレストールはフレッシュさをもたらし、ボワ ドーファンは古代の沖積土、粘土、砂で出来ていて、それがストレートさを与えており、またピエ ボーは、粘土質の丘の斜面にあって、力強さをもたらしています。クロ デュ モン オリヴェでは、ワインは重みのある土台を持っています。肉付きが良くて太陽を感じさせつつ、フルーツ、よりしっかりしたタンニンがあり、これらがゆっくりと基礎を作り、時にはアクセントになり、野性的なニュアンスとなります。しかし、時と共にこれらのワインは、洗練され、不思議な魅力を持つようになります。驚くべき複雑さを持って。」 「ルヴュ ド ヴァン ド フランス2009.04」











