Molse Blanc / Domaine Boehler (白) 750ml
アルザスの銘醸地モルスハイムの畑の複数の葡萄品種のブレンドによるワイン。アロマティックかつ芳醇でしなやかな味わいを感じさせてくれます。
150年程前には畑が小さく、すべての品種をブレンドしたワインを造り、モルスハイムのワインとして親しまれていました。それを再現したいと思い、「モルス」と名付けたキュヴェをリリースしました。品種や比率はヴィンテージによって変わります。標高は200~330m、平均樹齢25年です。土壌は50%が粘土、50%が石灰岩です。収穫した葡萄はすぐにセラーに運び、品種ごとに4時間半程かけ圧搾します。ブレンドして、22度以下に温度管理しながら、ステンレスタンクで発酵させます。収穫の翌年の8月まで澱と共に熟成させます。
葡萄品種:ピノ ブラン、他
ドメーヌ・ブレルは、アルザス北部・バ=ラン県の首都ストラスブールから、西に約25km進んだ位置にあるモルスハイム村の家族経営のドメーヌです。現在は、7代目にあたる29歳のジュリアン・ブレルがワイナリーを引き継いでいます。ジュリアンは、ディジョンの大学で葡萄、ワイン、テロワールの修士号を取得後、シャトー・シュヴァル ブランなど国内外のワイナリーで経験を積みました。2016年から実家であるドメーヌに戻り、2018年には両親から正式に経営を引き継ぎました。同年、葡萄栽培をオーガニックへと転換し、2021VTからは有機認証(ABマーク)が取得できる予定です。
ジュリアンは、モルスハイムのテロワールやヴィンテージの特徴を、ありのままにワインにしています。発酵の際には、あらかじめ一部の葡萄を収穫して潰しておき、果皮に付着する天然酵母によって自然発酵させ、それをスターターとしてプレス果汁に加えています。収穫については、糖度が十分に上がっていたとしても、葡萄が最大限にアロマを発揮できるように、フェノールが成熟するのを待ちます。そのため、ワインのアルコール度数が高くなる年もあります。しかしジュリアンは、これこそがナチュラルで、テロワールのありのままの姿を映したワイン造りだと考えています。


季節や時間によって異なる美しい葡萄畑。ドメーヌ ブレルのワインのラベルには、モルスハイムの入り口の風景が描かれています。これは、ブレル家がモルスハイムに対し誇りを持っていることを表現するためです。葡萄畑はモルスハイムと隣村のミュツィグにあります。畑は約8haで、40もの区画に分かれて存在しています。
「テロワールが持つスタイルをそのまま醸造する」 -ジュリアンのワイン造りの哲学
ジュリアンは、それぞれの葡萄畑が持つテロワールや、ヴィンテージの特徴をありのままに映し出すようなワインを造りたいと考えています。葡萄が持つポテンシャルを最大限に発揮出来るようフェノールの成熟を待つため、アルコール度数は高くなります。例えば、今回入荷したシルヴァネール、ピノ グリ、ゲヴュルツトラミネールのアルコール度数は15%です。しかしながら、ワインの味わいは素晴らしく、美しくバランスが取れています。ジュリアンは、モルスハイムのテロワールについて「ワインの背骨となる、しっかりとした酸をもたらします」と教えてくれました。このテロワールがあるからこそ、バランスの取れた味わいが得られるのだと 実感させられます。
収穫は全て手摘みです。発酵の際には、あらかじめ小量の葡萄を潰しておき、天然酵母で自然発酵した果汁をスターターとして使用します。SO2は、偉大なアルザス ワインとしての均衡を得るために、必要な時にのみ使用します。
ジュリアンは、「私にとって、ワイン造りで最も大切なものは畑です。ワインメーカーは畑に出て、テロワールを理解し、個々のヴィンテージを感じる必要があります」、「偉大なテロワールを表現したワインにするには、ワインをあるがままに任せることです」と語ります。畑は細かい区画に分かれ、それぞれが異なる多様性を持っています。ジュリアンは、個々の区画、土壌の特徴を見て、それぞれの個性をワインに表現したいと考えています。










