Virginie de Valandraud Blanc (白)750ml
元祖ガレージストと言われるジャン・リュック・テュヌヴァン氏は、2000年頃からサンテミリオンで白ワイン用のブドウの栽培も始めました。セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリから造り出される希少な白ワインは世界のワイン愛好家の注目を集めています。
淡い黄緑の色調。レモンピール、パイナップル、ミモザ、アーモンド、ドライハーブ、ほのかな蜂蜜のノートなど様々な香りが心地よく香り立ちます。シャープな酸味と蜜蝋のようなテクスチャーのあるミディアムボディで、余韻にはアーモンドとレモンが長く感じられ、最後に火打石のニュアンスがあります。今飲んでも、熟成させて楽しめる、サンテミリオン地区でつくられる白ワインです。
料理との相性:新鮮な魚介類を使った料理をはじめ、ホワイトソースを使った鶏肉料理や繊細な白身の肉料理、山羊のチーズなど。使用品種:セミヨン主体、ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリ
シャトー・ヴァランドローとは、サン・テミリオンで ジャン・リュック・テュヌヴァン氏が手がける伝説的なシンデレラワイン。初ヴィンテージの1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでに到達しました。研究熱心なテュヌヴァン氏は、2000年にブドウ畑の一部(2ha)にビニールシートを敷いて、雨水を排除してブドウを育て始めました。このやり方は、フランスワイン醸造法では認められない為、この畑から作られたワインは格下げせざるをえませんでした。しかし、格下げしても良いワインを造りたいというテュヌヴァン氏のワインに対する情熱が伝わるエピソードです。ヴァランドローのコンサルタントはポムロルの「ル・パン」と同様に、ミシェル・ロラン氏が務めています。そのヴァランドローのセカンドワインがこちらのヴィルジニー・ド・ヴァランドロー。ワイン名は、テュヌヴァン夫妻の娘の名前がつけられています。