Caymus Suisun Grand Durif / CAYMUS VINEYARDS (赤)750ml
世界に誇る最高級のカベルネ ソーヴィニヨンを輩出する名門ケイマス ヴィンヤーズの新しいブランド"ケイマス ススーン"の「グランド デュリフ」です。
ススーンヴァレーはナパに隣接。ナパヴァレー同様にサンパブロ湾からの冷たい風の影響を受け、昼夜の寒暖差があり、ブドウにとって理想的な条件が揃っています。
2014年がファーストリリース。この地では"デュリフ"と呼ばれているプティ シラーで造られています。味わいは華やかなケイマススタイルそのまま。フレンチオーク樽や熟れたカシス、なめし皮などの香り。濃厚でリッチなテイストながら、絹のような滑らな口当たり。柔らかなタンニンに、チャコールのような香りが奥行を与えています。
ケイマス・ヴィンヤーズは、カリフォルニアのナパ・ヴァレーで家族経営を続けてきた歴史あるワイナリーのひとつ。創設者のワグナー家はフランス・アルザス地方からの移民で、1906年ナパ・ヴァレーに農地を取得し、 バルク・ワインの製造などで生計を立てていました。1941年にチャーリー・ワグナー氏は現在ワイナリーが位置するラザフォードに約30haの土地を購入。そのうちの4haでブドウの栽培を開始しました。「エステートワインを手掛けたい」という思いに駆られたチャーリー氏は、1972年に妻ローナ氏と、高校を卒業したばかりの息子チャック氏と共に、ケイマス・ヴィンヤーズを創設。このケイマスという名前は、メキシコ政府の払い下げの土地で「ランチョ・ケイマス」と呼ばれていたことから由来しています。2000年まではボルドーを意識した造りをしていましたが、2001年から息子のチャック氏がワイナリーを引き継いでからは、ナパのテロワールを表現することを強く意識。カリフォルニアワインらしさ溢れる、より熟したブドウの果実をワインに使用し始めました。
ケイマス・ヴィンヤーズでは、ナパ・ヴァレーにある16のサブ・リージョンのうち、8つのサブ・リージョンから収穫したブドウを棲み分けして醸造・ブレンドしています。単一畑のワインは生産せず、ナパ・ヴァレーの多種多様な畑から実るブドウを職人技ともいえるブレンド技術を用いることで他に類を見ない複雑味を表現。自然から与えられたヴィンテージごとの特徴を反映させながらも、常に一貫した抜群の品質、味わいが保たれております。
こうして造られるワインは、素晴らしく甘美な味わいと驚異的な凝縮感を持ち、ソフトな酸とココアパウダーのような食感のタンニンが生むビロードのような口当たりで表現される、まさに「ケイマス・スタイル」を体現しています。