Chianti Classico Riserva Rocca Guicciarda / Barone Ricasoli (赤)750ml
発酵及び熟成(16ヶ月)はともに新しいオーク材の小樽で。リリースまで13ヶ月間瓶熟。スミレ色がかった濃いルビー色、香りは豊潤で複雑さを帯びており、熟したフルーツやジャムの香りからリコリス、トースト香へと様々に展開していく。味わいは力強くエレガント、全体のバランスが取れており非常に持続性があります。余韻も長く心地よい苦みが根底に感じられます。
ドライレーズンやドライトマトのような熟成感のある果実香、花や果物の香りとスパイシーな香りも含み、果実の甘味、酸と熟成したタンニンのバランスも良いワインです(サンジョベーゼ100%)。
キアンティ・クラッシコ地区に聳えるブローリオの城を拠点に1000年に及ぶ歴史を持つリカーゾリ家。現在のキアンティの基礎を築き上げたのは"鉄の男爵"と呼ばれイタリア共和国の首相も務めた現オーナーの祖先でした。この由緒ある長い歴史の中で、当初より高い評価を得ていたブローリオのワイン。多大なる努力と研究と投資、そして情熱とプライドをかけて2000年同社のフラッグシップワイン「カステッロ・ディ・ブローリオ」のリリースを機に見事に復活を遂げました。伝統あるキアンティの造り手として、またスーパー・トスカンと呼ばれるモダンなテイストのワインの造り手として再び栄光の時代を迎え、更なる発展が期待されています。