Cote de Beaune Blanc / Joseph Drouhin (白)750ml
ドルーアンを代表する“クロ・デ・ムーシュ”のセカンドワイン的な存在。
クロ・デ・ムーシュの樹齢の若い樹から収穫されるぶどうが使用されています。色合いは、輝きのある、澄んだ淡い黄金色。ほんのりとしたバニラ香とともに、シトラス香がエレガントに漂います。新樽20%を含むトロンセ産フレンチオークで12ヶ月熟成。タイやスズキのポアレ、ロブスター、ホタテのクリームソース煮などによく合います。
ボーヌに本拠を置く、ブルゴーニュでも大きいネゴシアンのひとつ。1880年にジョセフ・ドルーアン氏により創設された。1918年に後を継いだ息子のモーリスによって、専門的にブルゴーニュ・ワインを扱う、という方向性が明確となった。現在はロベール・ドルーアンとその子供たちによって、さらに発展を続けている。ジョセフ・ドルーアン氏は、1947年よりこの「モンラッシェ・マルキ・ド・ラギッシュ」の醸造と販売を行っている。第二次世界大戦中にモーリス・ドルーアン氏と1363年より畑の所有者であったラギッシュ男爵は親しい仲となり、帰国後、このワインを連名で売り出すことを決めたのがそのきっかけである。
<畑について>西側の「シュバリエ・モンラッシェ」、東側の「バタール・モンラッシェ」の間に位置する総面積8ha「モンラッシェ」は、現在17軒の持ち主がいる。中でも「マルキ・ド・ラギッシュ」「ブシャール・ペール・エ・フィス」「ル・バロン・テナール」の3軒でその半分以上を所有しているため、残りの14軒の造り手は毎年1樽造れるか造れないか、という所がほとんどである。「マルキ・ド・ラギッシュ」所有の畑は、ピュリニー・モンラッシェ側の最も北側に位置する。年間生産量約8400本(2.06ha中)