Para Maria / Stolpman Vineyards (赤)750ml
ベテランのストルプマン・ヴィンヤード・マネージャーであり、グレープ・ウィスパラーと呼ばれるルーベン・ソロルザノ氏が畑の中から厳選したものです。品種:シラー主体、プティ・ヴェルド、ニュートラルオーク樽にて9か月熟成。ボトルから漂うブルーベリーコンポートのアロマがとても魅惑的。若々しい青さを優しく包み込むように奥深くにチョコレートモルトが感じられ、スパイシーでエネルギッシュな赤果実のフレーバーが現れる。リッチでありながら堅牢で、若木をカットした表面のようなフレッシュ感も持ち合わせ、五感を刺激する味わい。
「カリフォルニアで最高のシラーを造るなら、ストルプマンのブドウで」-ローヌ品種のワイン造りを目指す醸造家たちの間ではいつしか合言葉のようになったほど、ストルプマン ヴィンヤードは上質なシラーを生産することで知られています。 過去に13度もパーカーから100点を獲得した「シネ・クア・ノン」にも使われることで知られる彼らのシラーは、地元のオーハイ・ヴィンヤードなど著名なワイナリーがこぞって買い付けていて、自社のワインを生産するようになった現在も他のワイナリーへ供給を続けています。 25年前、設立者のトム・ストルプマンは長く探し求めていた石灰質の土壌のこの土地をサンタ・イネス・ヴァレーで見つけ、ドライファーミングを行ってきました。霧が湿度を保ち、気温が夜はとても低くなることなどに加え、地中90mほどまで続くライムストーン層が地表1m程度の粘土質で覆われていることがドライファーミングに好条件となっています。植えてから最初の5年程度は幹や根を育てるために灌漑をしますが、その後1,2年の離乳期間を経て、灌漑をストップします。それにより根は地中深くまで伸び、栄養分や水分を自ら求めるようになります。ブドウはそれまでの実果のサイズを記憶していて、数を減らしてでもそれまで作ってきた房の大きさになるよう、自らの力で成熟していくのです。