Tregenda / Villa Papiano (白・甘口)500ml
トレジェンダという名はイタリアの伝承に登場する魔女たちの夜会や神秘的な集いを意味しており その妖艶で神秘的な味わいを象徴しています。このワインは エミリア ロマーニャ州の伝統品種であるアルバーナを用い貴腐菌の恩恵を受けたブドウから造られるデザートワイン。
熟した黄桃やメロン、メープルシロップを思わせる香りに、口中に広がる芳醇でトロリとした甘さに魅了されます。
標高350m南向き斜面のアルバーナの畑から、酸を残した9月末の収穫と10月末の貴腐菌が着いた葡萄を別々にステンレスタンクで発酵。糖度が高いので発酵はゆっくり6ヶ月間続けます。
その後、6ヶ月間澱と一緒にバリックで熟成。アッサンブラージュしてボトリング後、24ヶ月以上瓶内熟成させて馴染ませます。
「ノエリア・リッチ」や「ヴィッラ・ヴェンティ」の醸造責任 者を務める「フランチェスコ・ボルディーニ」。親子 2 代に渡ってロマーニャ専門で醸造コンサルタントをし てきた。 醸造だけでなく、ロマーニャの土壌と気候の研究も行 っていて、地域毎のテロワールを活かしたワイン造り をこの地域で初めて開始した人物でもある。地域全体の品質向上に努めてきたが、2001 年、遂 に自分のワイン造りをすべく、家族と共に廃墟となっ ていたカンティーナを購入した。量産には向かない山奥の厳しい環境。勿論、他の造 り手は畑を持たない。500 年以上まわりは全て森林 だったので環境は最高の状態であった。ワインはロマーニャの可能性を証明するかのようなシ リアスで凝縮した印象。芳香よりもミネラルの力強さ が支配し、強固で垂直的味わい。2009 年以降、10haの所有畑では極少量の銅と天 然硫黄、コンポスト以外は使用していない。灌漑も行わない。樹齢 20-45 年の葡萄樹は乾燥し た年や酷暑の年を経験して根を深く伸ばし、最低限 の水分を確保できる場所を知っているから。
ロマーニャのイメージとは異なり、標高 500m の山中 は冬には雪が降り、地中の微生物はある程度死滅す る。雪は春先に溶けて土壌は水分を蓄える。自然のサイクルが理想的に機能しているのは人が作 った環境ではないから。自然が長い歴史の中で作り 上げたバランスの中に葡萄樹があるのだ。醸造の特徴はサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャでは 珍しい長期マセラシオン。ベースのキュヴェでも 24 日間のマセラシオン(通常は 5 日程度)。その後は樽には入れず、ステンレスと瓶内で熟成。フ レッシュさと硬質感こそがこの土地の個性。 樹齢 50 年のロマーニャ種からはリゼルヴァが造られ る。この畑は 8,000 本の密植で、着ける果実は非常 に小さい。もう 1 つの個性がアルバーナ種。この地の固有種で 果皮が非常に厚く、タンニンが豊富。酸度も高く、ミネ ラルの表現に向く。 彼等はアルバーナで 3 種類のワインを造っている。1 つは伝統的遅摘みのデザートワイン。酸度を残した 9 月末の収穫と 10 月末の貴腐菌が着いた葡萄を 別々に発酵。辛口のアルバーナ「テッラ!」はアンフォラで発酵。6 ヶ月間マセラシオンという珍しい造り。 一般的なアロマティックなアルバーナではなく、ミネラ ルが前面に出る「モディリアーナ」らしいワイン。3 種目がヴェルモット。アルバーナの遅摘みデザート ワインに少量の砂糖、シナモン、グローヴ、生姜、レモ ン、オレンジピール、スパイスを加えて熟成させた昔 懐かしい手作りヴェルモット。












