Vino Nobile di Montepulciano Pietra del Diavolo / Il Faggeto (赤) 750ml
ブルネロと並ぶ、トスカーナを代表する銘柄。フルボディでコクのある味わい。
モンテプルチャーノ地区のピエトラ デル ディアヴォロの畑の葡萄から造ります。粘土質土壌で、微量の石灰岩と、凝灰岩の浅い基層があります。標高は400m、平均収穫量は50hL/haです。寒い冬と暖かな夏の穏やかな気候で、秋と春に集中してにわか雨が降ります。収穫は手摘みです。30度までに温度管理しながら15日間発酵させます。マロラクティック発酵にはステンレスタンクを使います。大樽と小樽で24ヶ月、その後ボトルで6ヶ月熟成させます。紫がかった濃いルビー色。バニラと苦味のあるチェリーの香り。フルボディ、コクのある味わいです。
葡萄品種:プルニョーロ・ジェンティーレ主体、カナイオーロ、マンモロ、
プルニョーロ・ジェンティーレとはサンジョヴェーゼの亜種「サンジョヴェーゼ・グロッソ」の呼び名。シエナ県モンテプルチアーノ近郊でこのように呼ばれている。気候と風土で出る味わいが変わる品種のため、雨が降り、大陸性気候、粘土質で比較的肥沃なモンテプルチアーノではプルニョーロ(プルーンのような)・ジェンティーレ(ジェントル=やさしい味わい)と呼ばれている。香り高く、したしみやすい味わい。銘柄により早飲み・熟成にも向く。
ウンブリアを遠くに望む丘から、トラジメーノ湖に向かってゆるやかな斜面が続きます。ここにテヌータ イル ファッジェートがあります。ブルーナがメインとなって管理をしています。畑は18haあり、海抜400~540m。土壌は、上部が粘土質、下部がトゥーフォと呼ばれる柔らかい小石とトゥフと呼ばれる火山礫です。さらにデビルストーンと呼ばれる火山礫と硬い石が土壌に含まれ、ミネラルが豊富なのが特徴です。肥料は自然なもので、馬糞や刈り取った草などを使っています。収穫の選別は熟練した人が厳しく行い、プルニョーロ ジェンティーレは特に厳格にしています。