Bianco Toscana / Tenute Rossetti (白) 750ml
除梗、破砕した後、葡萄品種の持つ繊細なアロマを保つために12~14度に温度管理しながらステンレスタンクで発酵させます。淡い麦わら色、白い花のアロマの中に、かすかにパイナップルを思わせるトロピカルフルーツの要素も感じられます。甘い果実のフレイバーを感じるアタック、口当たりはフレッシュな辛口で、程よいボディがあります。ヴィンテージ表示はしていません。葡萄品種:マルヴァジア、トレッビアーノ、他
テヌーテ ロセッティは、トスカーナのチェッレート グイーディにある、10世紀までさかのぼる非常に古い歴史のある生産者です。昔から質の高いワインを造っていましたが、主にバルクワインの分野で成功をおさめていました。以前から長い付き合いのあったファンティーニは、共同でボトルでのワインを造ろうと持ちかけ、一緒にワイン造りを始めることになりました。ファンティーニのヘッドワインメーカーであるフィリッポ バッカラーロをトスカーナに派遣し、ここでもファルネーゼの哲学を反映させたワイン造りを目指し、栽培や醸造の方法も変えました。潤沢な量をストックできるキャパシティを持ち、ワインのフィルタリングやスタビリゼーション(安定化)のためにモダンな設備、機材を使い、年間を通じて常に安定した品質レベルを保っています。高い品質を維持するため、ISO9001、IFS、BRCの認証を取得しています。 他のトスカーナワインにはしばしばクリーンでない香り、酸化のニュアンスを感じることがありますが、ロセッティのトスカーナはそうではありません。ファルネーゼ スタイル、すなわち、熟した果実味にあふれ、クリーンなアロマを持ち、ジューシーで骨格のある味わいのワインです。このスタイルを出すには、収穫のタイミングが重要で、畑の管理もファルネーゼが指導を行いました。葡萄はこれまでよりも1週間または10日程遅摘みにしました。そうすることでもともと高い酸のあるサンジョヴェーゼは若干、酸が落ちます。葡萄はより完熟し、赤い果実を思わせるクリーンなアロマを持ったワインとなります。また、収穫量を減らすことでも葡萄を完熟しやすくさせています。