Ms Behave Malbec Paso Robles / Peachy Canyon (赤)750ml
ジャスミンの花や、ハニーサックルなど春から夏にかけて咲く花のアロマ。ラズベリーやストロベリー、ボイスンベリーなどベリーのフレーバーの中にラベンダーやダークチョコレートを微かに感じる。ふくよかで適度なタンニンも心地よい。マルベック主体、カベルネ・ソーヴィヨン, カベルネ・フラン
ピーチーキャニオンワイナリーは1988年にダグ・ベケット(Doug Beckett)夫妻が始めた家族経営のワイナリーです。パソ・ロブレスの西側に100エーカーの自社畑に加えて、20以上の地元の栽培家と契約し、年間85,000ケースを生産しています。ベケットは1982年にパソ・ロブレスに移り住み、様々な仕事をこなす傍ら、知り合いからブドウを分けてもらい樽を借りて趣味でワイン造りを始めました。間もなくその奥深さに目覚め、以来パソ・ロブレスならではのジンファンデルを造ってきました。ワイナリーは大きく成長し、そのワインはアメリカ全土で親しまれるようになりましたが、そのスタイルは設立当初と変わりません。 良質のブドウを栽培するため、土壌には細心の注意を払います。ピーチーキャニオンは「SIP‐Sustainability in Practice」に認定されており、環境保全型ワイン生産を行っているワイナリーの一つです。現在は二人の息子が経営に加わり、兄のジェイコブ(Jacob) はセールスを、弟のジョシュ(Josh) がワインメーカーとして醸造を担当しています。 ジョシュは幼いころからワイナリーで父を手伝いながら育ちましたが、1998年以降、改めてワインメーキングを一から学びなおしました。1998年から2002年までワインメーカーであったボルドー出身のFlorence Sarrazin のそばで全工程を学び、その後2004年にはオーストラリアのワイナリーで様々な経験を積みました。彼は新しい手法を取り入れながらも、どのワインも少量生産をするように丁寧に生産することを信条としています。 ピーチーキャニオンの主力商品はジンファンデル。「インクレディブル・レッド」は、バリューワインの価格ながらその実力はプレミアムワイン級で、その名の通り、まさに“驚きの赤”です。