CARBO-NATION (白・発泡) 750ml
樽にて12ヶ月の発酵、熟成しワインに質感と奥行きを持たせる。伝統的なスパークリングの製法で、ボトリングに先立ち酵母と糖分を添加。通常よりも酵母は少なめに抑え、瓶内発酵を終えても澱引きはせず、澱の上で熟成しフレーヴァーを引き出し、グラスに注ぐときには濁った状態で楽しむことができる。発酵は完全に糖分を消費し、残糖は0。品種:アルバリーニョ、ピノ・グリージョ
爽やかな酸味と柑橘系果実のアロマ、洋ナシのコンポートのような深みのあるフレーバー。滑らかな口当たりとほのかな香ばしい樽香。
カリフォルニア大学デイヴィス校で出会った後、ダンとジャクリーン・パーソン(Dan&Jacqueline Person)は世界中を旅しながら働き、カリフォルニアでも様々なワイナリーで経験を積みました。この経験はワイン造りに対する2人の視点に影響を与えます。ダンはシュラムスバーグ・ヴィンヤードで3年間働き、カリフォルニアのブドウから伝統的なスパークリングワイン造りを経験したことから、カリフォルニアのスパークリングワインに新しい解釈が必要だと考えました。 「ブルゴーニュでボルドーを造ろうとする人はいない。気候も土壌も違うし、根本的にテロワールも違う......だから私は、単にシャンパーニュの模倣ではなく、カリフォルニアで何ができるかを証明するために始めたんです。例えば木の外側の果実は太陽の光を浴び、しっかりと熟すから果実の風味がとても強いでしょう。一方内側であまり日の当たらない木陰の果実はまだ硬く熟していない。一緒に味を比べてみれば、その違いが明らかにわかるはずです。ならばテロワールの全く異なるシャンパーニュ地方のスパークリングでなく、たっぷりとした太陽の光を浴びるカリフォルニアならではのスパークリングこそが、この土地とブドウを反映した“モダン・スパークリング”だと確信したのです。」 フラッグシップのアルバリーニョはサクラメント・デルタに位置するリッチで深い土壌の畑のブドウを使います。カベルネ栽培には向きませんが、アルバリーニョは樹勢が強いのでこの土地に向いているため、生き生きとした酸味とフレッシュな果実味を持つこの品種を使用しています。ブドウや畑の選定はカリフォルニア中の様々なテロワールのスティルワインを造ってきたジャクリーンが主導を取ります。 常に料理との相性を考えながらワインを造るため、ガス圧はシャンパンより少し低め、そしてエチケットのデザインは新鮮な魚介類とのペアリングに主眼を置き生み出されました。 自分たちならでは、カリフォルニアならではのスパークリング造りは彼らの崇高な追及です。