ROSSO DI MONTALCINO / CASANOVA DI NERI (赤)750ml
「レ・チェティーネ」という自社畑で丁寧に栽培されたブドウからは“若いブルネロ”と呼べる個性をもったワインが造られます。新世代のブルネロ・ディ・モンタルチーノの家族経営のワイナリー。造り手が「若いブルネッロ」と呼ぶ、エレガントな味わいが魅力。
濃厚さより優美さを追求した古典的なスタイルの、お値打ちロッソ・ディ・モンタルチーノ。赤系果実のアロマと上質なタンニンを備えた上品な味わいをお愉しみいただけます。軽やかな口当たりで飲みやすく、トマトソースやお肉料理など、普段のお食事と合わせやすいのも魅力です。
ガーネットがかったルビーの色調。 マラスキーノチェリー、スミレや赤系果実のアロマがグラスから漂います。 口に含むと、非常に繊細な口当たりに、まだ若いながらも上質なタンニン。 エレガントな味わいは長い余韻へと続きます。
品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ
新世代のブルネロ・ディ・モンタルチーノの造り手
カサノヴァ・ディ・ネリ社は、モンタルチーノの地に畑を取得したジョヴァンニ・ネリ氏によって、1971年に創設された家族経営のワイナリー。ジョヴァンニ氏は単一畑のブルネッロを造るなど先見の明のある人物で、伝統的スタイルのブルネッロを造っていました。1985年、彼の息子ジャコモ氏がワイナリーに参画。濃厚な果実味を持ち、小樽熟成をふんだんに駆使した近代的スタイルに舵を取り、新世代のブルネロ・ディ・モンタルチーノの造り手として注目を浴びることになります。2010年代に入り、ジャコモ氏の息子ジョヴァンニ氏が働き出すと、新樽比率が減り、濃厚さより優美さが優先される古典的なスタイルへ回帰。まさにブルネッロ・ディ・モンタルチーノの歴史を体現するようなワイナリーであると言えます。
モンタルチーノ最高のエリアに位置する135エーカーのブドウ畑は、卓越した個性と独自性といった同社らしい特徴を持ったワインを生産するために理想的な畑。卓越したテロワールで、現在の当主であるジャコモ・ネリ氏の情熱と専門知識を活かして、収穫量を抑えた思い切った剪定により、凝縮感ある素晴らしいブドウを生み出しています。また最新の重力システムを用いた施設にて醸造は行われ、ブドウへ負担をかけず樽へ果汁を移動。最終的に地下にある北向きの広大なセラーにワインは運ばれ、ワインにとって最適な状態を保つことに徹底しています。