LAMELLE / IL BORRO (白) 750ml
イタリアの老舗ブランド「サルヴァトーレ フェラガモ」がトスカーナ州で手がけるワイナリー、イル・ボッロ。超一流と謳われるフェラガモ家のモノ造りのスピリッツとセンスにより、華やかでモダンでありながら、どこか温かみも感じさせる名品が生み出されています。古代、湖であったというミネラル豊富な土壌で育ったシャルドネを使用しているため、爽やかな仕上がりです。魚介類を使った料理との相性もよく、食事と一緒にお楽しみいただけます。品種:シャルドネ、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、トレッビアーノ、
外観は緑がかったイエローの色調。グラスからは白桃やリンゴ、レモンなどの華やかな果実のアロマともに、ハーブやレモングラスなどのニュアンスが広がり清涼感溢れる印象を与えます。新鮮な果実味と心地よいミネラル感が広がるエレガントなスタイル。フルーティーな余韻が長く続きます。
イル・ボッロの畑が位置するのは、正式に制定された産地として300年の歴史を誇るヴァルダルノ・ディ・ソプラ。土壌は標高によって性質が異なり、約85haの畑ではメルロやシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、シャルドネを栽培しています。
イル・ボッロが掲げている「ブドウ栽培を完璧に行って、初めて最高のワインが生まれる」という信念の下、2012年より一部区画でビオディナミを採用。化学肥料や殺虫剤に一切頼らず、土壌が本来持っている自然な活力を引き出したブドウ栽培を行うなど、量より質に基軸を置いたワイン造りにこだわっています。
ラメッレはイル・ボッロにて初めてリリースされた白ワイン。ワインに使われているシャルドネの区画は、イル・ボッロ・エステートの標高500mに位置しており、ブドウ栽培に適した、痩せており、貝殻の化石が豊富に含まれた変成岩質を多く含む堆積土壌です。この土壌によって、シャルドネはその複雑さと酸味を最大限に表現することを可能にしています。そのラベルは、貝がデザインされた印象的なデザイン。古代、湖であった土地に現在のイル・ボッロがあり、その土壌が湖に生息していた貝の豊富なミネラルを含んでいることが所以です。
栽培には、ビオディナミ農法やバイオマス発電を取り入れることで、環境への影響を最小限に抑え持続可能な農業を実施。配合土や緑肥などを使用した輪作の実施と陸上生態系を尊重しています。醸造では、ブドウを手摘みで収穫後、5~10℃の冷暗室にて1日保管し、翌日、除梗後、細心の注意を払いながら雑味が出ないよう穏やかにブドウを圧搾し、上質な果汁を抽出。ステンレスタンクにて15~17℃で、20日間発酵した後、そのままステンレスタンクにて2ヵ月間澱と共に熟成、澱引きしボトリングします。