Maruxa Godello / Virgen del Galir (白)750ml
ワイン王国の特集「ネクスト・ブルゴーニュを探せ!」でリストに挙がったアイテムがこちら。ゴデーリョはDOバルデオラスが原産の固有品種。戦争などの影響で1970年代に絶滅の危機になったが、90年代になって復活させようという運動が起こり、近年はクオリティが上がっています。ゴデーリョといえば杏仁のような香りを感じ、こちらのワインもその印象を受けます。ブルゴーニュのシャルドネとはテイストが異なりますが、キラキラした酸がピュリニィ・モンラッシェのよう。アフターには塩気も感じるので、シャブリの左岸にも近い、本家に並ぶレベルが手ごろに楽しめるワインです。
もぎたての桃のように瑞々しく、ベルガモットや生のアーモンド、ヨーグルト、クミンやコリアンダーなどのエスニックなスパイスも香ります。味わいには杏仁のような果実味と緊張感のある酸が感じられます。
品種:ゴデーリョ100%
クネ C.V.N.E. - ビルヘン・デル・ガリル Virgen del Galir - ワイナリーの名前の由来 2002年、ビルヘン・デル・ガリルはスペイン北西部、ガリシア州にある「エントマ」という名前の小さな村に設立されました。シル川とガリル川の合流地点近くにあるこの村には”巡礼の道”が通り、D.O.バルデオラスの一部となっています。自社畑は20ha、ガリル川近く標高700m以上の傾斜地に位置しています。 「Virgenビルヘン」の名前の由来は「Virginバージン=聖母マリア」を意味しており、 その昔、聖母マリアがワイン畑や周辺の川など村周辺を病害から守ったという伝説から、敬意を表する意味合いで名付けられました。現在もこの教会からビルヘン・デル・ガリルのぶどうが育つ急勾配の畑を常に見守っています。 「“黄金の谷” バルデオラス」 「黄金の谷」(バル・デ・オロ)という意味を持つバルデオラスは、「ゴデーリョ」発祥の地と言われており、スペイン北西部ガリシア州にあります。大陸性気候の影響を受け、夏には高温になり乾燥しています。さらにミネラルを含んだ土壌で、主な品種である「ゴデーリョ」や「メンシア」の成熟に最適です。90年代以降は高品質ワインの生産が盛んになり、高い評価を獲得している地域です。