Tredame / Ca de Noci(ロゼ・微発泡) 750ml
スガベッタ(品種)を中心に野性品種が混植されている畑の葡萄を全て使っています。軽やかな甘味と微発泡感が心地よく口中で感じられます。手摘みで収穫後、冷蔵庫で一晩冷やして、揮発的な香をモストに移す。翌朝、除梗し小型の手動プレス機でダイレクトプレスしステンレスタンクで発酵。翌年5月頃に、冷凍保存しておいた同ヴィンテージのフリーランモスを加えてボトリングし、約3ヶ月間の瓶内2次発酵。野性品種なので潜在アルコール度数が低く、例年10%程度。平均年間生産量:3500本
彼等は収穫からボトリングまで酸化防止剤を一切添 加していない。それでもワインは安定している(醸造 過程で生成される SO2は 12mg/l 程度)。 『SO2 を足さなくても発酵時のガスを残すことでワイ ンは酸化から守られる。収穫時に腐敗果が混ざら ないことが重要』 通常の生産者は畑も大きく、季節労働者が収穫をす るので腐敗果も混ざってしまう。大量に収穫すれば 果汁が少しずつ漏れ出し酸化が始まる。 その為、収穫時に SO2 を添加してバクテリアの繁殖 と酸化を抑える必要がある。SO2 は酸化防止と殺菌 の 2 つの目的で使われている。 『僕等は畑が小さいので毎日腐敗果を手で取り除け る。収穫量も少ないので果汁が漏れ出す前に圧搾 して発酵桶に入れられる。SO2 は必要ない』