Le Salut / Face B (白/赤) 750ml
ラングドックで栽培されるマカブーという葡萄品種にグルナッシュの果皮を加えて醸す変わり種の赤ワイン。
スペインではマカベオ、ビウラと呼ばれ、白い花やトロピカルな果実の風味を伴い、ほどよい酸と爽やかな味わいが持ち味。
これがなんとも言えずアロマティックで、喉を爽やかに潤してくれる個性、面白いワイン。
マカブーをダイレクトプレスした果汁に、赤醸造で1週間マセレーションした後のグルナッシュの果皮を1週間マセレーション。半年間ステンレスタンク熟成。
2021年VTは友人のゴビーが1週間もセレーションした後のグルナッシュがとても良い香りだったので、それをもらい受け漬け込んだ。色は薄ーい赤色。
Face B、「B面(=Face B)曲はヒット曲ではなく、発見の喜びをもたらす隠れた名曲であると同時に成熟と忍耐の末に訪れる第二の人生の具現化でもある。」リヨン出身のセヴランがカルス村でワイン造りを始めたのは、2016年のこと。それ以前はCAVB(ブルゴーニュ原産地・生産者組合)に8年間勤めていたが、彼の最初のワイン造りを体験したのもカルス村で2004年のことで、ブルゴーニュにいる間も定期的にカルス村での収穫に参加してきた。最終的に自身のワイン生産地としてカルス村を選んだ決め手となったのは、地域一帯の人間関係、友情に強く惹かれてこの地に落ち着いたのだという。8haの畑はバイオロジック栽培で管理されておりセラーは熱い石壁の地上セラー。全ての醸造は自然酵母で、マセレーションは全体的に短く淡く。そして翌年の春には瓶詰をすることが多い。年によってはやや青い酸を感じることもあるが、清涼感を伴った南仏ワインとして、他には見当たらないバランスに仕上がっています。