Chateau Montus / Alain Brumont (赤)750ml
マディランを世界に知らしめた ブリュモン氏の傑作 ぶどう畑は粘土石灰に小石が混じった急斜面。タナは、非常に濃厚で力に満ち、まろやかで滑らかな味わいのワインとなります。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスの香りが豊かに広がり、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられます。
モンテュスの畑は、大きな石ころの急斜面で南向き。ぶどうの成熟を促す、暖かく水はけの良い土壌です。ラ・ティルの畑はカステルノー・リビエール・バス地区にある区画で、シャトー・モンテュスから数マイルの場所にあります。ぶどう畑は南南西に面し、ぶどうの成熟には最適な暖かい、水はけの良い土壌です。ブースカッセ VVの畑は、粘土と大理石様石灰岩の混成土。これらのテロワールを受けて、ドメーヌ・アラン・ブリュモンのAOCワインは、骨格、バランス、豊かさを形成し、長期熟成の可能性をもたらします。
マディランはフランスで最も古くから存在した栽培地域のひとつです。しかし、知名度の高いボルドーワインの影に隠れ、その価値が正当に評価されない時期もありました。だがマディランの復活に人生の全てを賭けたのがアラン・ブリュモン氏です。彼が特に力を注いだのは、この地方で古くから栽培されているタナ種によるワイン造りの復活でした。本来、タナ種のぶどうから色の濃い、濃厚な味わいのワインが造られていましたが、マディランでは販売を重視したあまり、軽いスタイルのワインに質が落ちてしまった。またカベルネ・フランなどのボルドー系ぶどう品種の導入によって、ワインのスタイル自体が失われた時期もありました。だが、ブリュモン氏は本来あるべき姿のマディランを復活させるべく、自分の所有するブスカッセとモンテュスの2つの畑にタナ種を植え、色の濃い濃厚なスタイルのワイン造りに取り組みました。
<シャトー・モンテュス>
20年間、ドメーヌ・アラン・ブリュモンはマディランのテロワールとぶどう栽培について調べられることのすべてを学びました。20年後、事実上、彼はAOCマディランの最高のテロワール全てのオーナーになりました。そして2001年からは、さらに偉大なモンテュスのワイン造りに挑戦しています。新しい地区では、ぶどうの木の栽培密度を更に高めてきました。収穫はぶどうの状態を保つため、いまだに手摘みで行います。テロワールのクオリティはアラン・ブリュモンの才能に応えるものであり、世界クラスのワインとしてモンテュスは高く評価され、そのテロワールと共に注目を集めています。エールフランス航空の機内で提供されるワインリストの全てを監修する2000年度世界No.1ソムリエ、オリヴィエ・プシエ氏により、モンテュスはビジネスクラス用のワインとしても選出されております。