Piancarda Rosso Conero / Garofori (赤)750ml
一般的なロッソ・コーネロがサンジョベーゼ種などを混醸しているのに対して、このピアンカルダはモンテプルチアーノ種100%で造られています。熟成はフランス及びスロヴェニア産のオーク樽で約1年間寝かせています。この品種の特徴的な熟れたチェリーの香りが華やかに広がり、ソフトでバランスの取れた味わいです。ロッソ・コーネロDOCはイタリア中部マルケ州アンコーナにあるコーネロ山周辺の丘陵地帯で広く生産されています。ガロフォリが初めてこのワインの生産を始めた土地は、ビアンカルダと呼ばれる丘の南南西向き斜面にある一帯です。
ガロフォリ家がこの地でワイン造りとその販売を始めたのは1871年でした。現オーナーのカルロとジャッキーノ兄弟は、四代目としてその歴史と伝統を尊び守りながら、葡萄にプラスとなる最新の技術や設備を導入し、更なる発展に努めています。ガロフォリはこの地方の土着品種でイタリアを代表する葡萄、白はヴェルデッキオ種、赤はモンテプルチアーノ種を中心に栽培し醸造しています。彼らはこの地で生まれ、この気候と土壌で育まれてきたこれらの品種を、こよなく愛して信じ、余計なものや無理な力を加えることなく、最大限にその力を引き出し素晴らしいワインを造り続けています。