Sicilia - Munir / Valdibella (白) 750ml
品種:カタラット100% ステンレスタンク醗酵。
ステンレスタンクで6~8ヶ月熟成。
Munirとは、827年から約200年に渡りシチリアを支配したアラブの言葉で「光線」を意味する。
光は彼らの土地を最も特徴づける要素であり、自分たちのワインも光で溢れたものであって欲しいとの願いが込められている。エチケットには、イタリアを代表する楽器であるタンバリンが描かれている。北イタリアのアーティストが手掛けた。
ナポリ生まれのエノローゴであるファブリツィオ・トマス、農芸化学を学びパーチナの経営者であるステーファノ・ボルサ、長らく有機ワイン販売会社のコンサルタントを務めるステファン・ギーセンの3名は、1990年にキアンティで仕事を通じて知りあい、意気投合しました。3人組はトマス&ギーセンという共同プロジェクトを立ちあげ、「地元の生産者を巻きこんで、テロワールを尊重しながら、栽培から瓶詰まですべての段階をフォローする」というやり方で、1995年よりトスカーナ、カンパーニア、シチリアでワイン造りを始めました。シチリアの協同組合であるヴァルディベッラは、ムニールをつくっていましたが、少しずつ規模が大きくなり、トマス&ギーセンのもとを離れ、自分たちで販売まで管理するようになりました。これにともない、生産者名も、Tomas & Giesenという表記から、Valdibellaにかわっています。ナチュラルをモットーに作られるこれらのワインは、「ウヴェ・ダ・アグリコルトゥーラ・ビオロジカ」の認証を取得しています。 ワイン名には、アラブ語やギリシャ語が時折出てくるのは、歴史の中で、様々な文化圏に支配されてきた、シチリアならでは。