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サロト・レッド [2022] アリバシュ・ワイン・カンパニー

Saroto red / Arribas Wine Company (赤) 750ml
聞きなれない伝統品種ばかり、赤葡萄と白葡萄混合で造り上げる、飲み手の固定観念を揺さぶる、ポルトガルの超個性。 軽やかでしなやかな飲み口の中に、高標高畑由来の涼やかさと複雑さが感じられる滋味豊かなる味わい。 ポルトガル北東部、スペイン国境に近いトラシュ・オシュ・モンティシュ地方で造られる赤ワイン。「サロト」とは現地で「しっぽを切り落とされた動物」を意味する言葉だが、同時にトカゲの再生力にも重ねられており、そのポテンシャルを十分に認識されないまま消え去りつつあるベンポシュタ周辺のワイン文化を再生したいという意志が込められています。 1950年代以前に植えられた混植古木畑のブドウを使用。赤品種約70%、白品種約30%を、伝統的な石造りの酒槽で全房のまま足踏みしながら5日間マセレーションし、古樽で9ヵ月熟成させています。 ブドウ品種:地場品種の混植、赤70%(ティンタ・ゴルダ、バシュタルド、ティンタ・セッラーナ、アルヴァレリャオ、ルフェテ、アルフロシェイロ、ヴェルデーリョ・ヴェルメーリョ他)、白30%(マルヴァジア、ヴェルデーリョ、ポシュト・ブランコ、バシュタルド・ブランコ、フォルモーサ他)

サロト・レッド [2022] アリバシュ・ワイン・カンパニー

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ポルトガル北東部、スペイン国境に近いベンポシュタ村に、フレデリコ・マシャドとリカルド・アルヴェスの二人組が2017年に設立。リカルドはトラズ・ウズ・モンティシュの出身で、フレデリコの祖父母も同地域のベンポシュタ村の出身だった。「子供の頃何度もベンポシュタに来たけれど、ここに帰って来ることになるとは思ってもいなかった」とフレデリコは言う。栽培醸造を学び、様々なワイン生産国で見聞を広めてから、久しぶりに故郷の高原に広がる栽培放棄された古樹の畑を目にした時、自分たちの使命を悟ったそうだ。   「山のむこう」を意味するトラズ・ウズ・モンティシュ地域は、ポルトガルで最北東にある。西隣の、海岸線を有するヴィーニョ・ヴェルデとは異なり、全域が山岳地帯で、北部と東部でスペインと接する。標高約1500mに達する山々が雲をせきとめるため、降水量は700mm以下と少ない。その気候は「九カ月の冬、三カ月の地獄の夏」と呼ばれるほど苛酷。特に冬が長く厳しく、夏でも夜間の温度が顕著に下がり、土地も痩せているため、収量は低く、仕上がったワインのアルコール度数は総じて低い。ブドウ畑の多くは標高500m~700mに分布し、土壌は主に花崗岩土壌に片岩の土壌が点々と存在する。その地でフレデリコとリカルドは、2haの畑で、樹齢約70~100歳の混植されたブドウ樹(赤ワイン用7割、白ワイン用3割)の栽培を行っている。   ワインの9割はブドウ畑で決まるという考え方に立ち、伝統的な手法による昔ながらのワイン—オーセンティックで軽く飲みやすい—を造るため、醸造にはできるだけ介入しない。伝統的な開放桶で発酵させたあと、年代物の垂直式バスケットプレスで圧搾し、基本的に木樽で醸造する。半地下のガレージにある醸造設備は、花崗岩の岩盤に掘りぬかれたもので、気温は一年を通じて安定して涼しい。 2017年初醸造のワインは、トカゲを意味する「サロト」と名付けられた。だが、トカゲは再生能力の象徴でもある。そのポテンシャルを認識されぬまま、消え去りそうなベンポシュタのワイン文化を復興させる、という意気込みが込められている。

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