Valpolicella Classico Sup “Campo Casal Vegri” / Ca’ la Bionda (赤) 750ml
この畑はアマローネを造らない。最も良い葡萄をカンポ・カザル・ヴェッリに使い、選別した葡萄はヴァルポリチェッラに入れます。アマローネは陰干しからくる独特の風味とアタックに感じられる凝縮度の強さに圧倒されがちだが、果実味の奥にブルゴーニュのような繊細さを感じさせ、余韻を味わえるワインに仕上げました。
発酵はステンレスタンク。石灰岩が非常に多いのが特徴。標高は150-300m。ステンレスタンクで発酵。マセラシオンは10日。ルモンタージュを最小限。発酵温度は25度以下と低く保つ。18ヶ月大樽、6ヶ月瓶内熟成。品種:コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ
ヴァルポリチェッラを語る上で最も重要な造り手クインタレッリをしてヴァルポリチェッラで最も優れた畑と言わしめたのがこのカ・ラ・ビオンダの畑。ヴァルポリチェッラは非常に広大な生産地ですが、西1/3がクラシコを名乗れる昔からの生産地で標高も高く石灰分を含む比率も高い優良な畑となっています。クラシコエリアには3つの谷が連なっており、その中央、マラーノ丘の東面にカ・ラ・ビオンダの中心的な畑は位置しています。マラーノの丘は海底が隆起して出来上がったもので海の沈殿物が何層にも重なっていて石灰分が豊富なことが特徴的で、地面は白く柔らかい岩質で覆われています。標高は150~300メートル。平均樹齢は50年程度で区画によっては70年を越すものもあります。