Le Verre Des Poetes / Emile Heredia(赤)750ml
美しく透明感のあるルビー色。木苺やチェリー、紅茶を思わせるアロマが、時間を経て苺のピュレの様な甘い香りに変化します。ピノ・ドニスはロワール地方に昔からある古い品種で、シュナン・ノワールとも呼ばれています。味わいは果実味とミネラルが豊かに広がり、繊細で甘味のあるタンニンが優しく口一杯に感じられて、とても心地よい余韻へと続きます(2019年9月試飲)。素晴らしく上質な自然派ワインといった趣。
区画はドメーヌの他の畑とは離れた小島のような場所にあります。1ヶ月以上かけて浸漬を行い、ワインは一切動かさず6年使用のバリック樽でその ままアルコール発酵へ。マロラクティク発酵も勿論そのままバリック樽で移動なしに行われる。色づきがよくスパイシーでタンニン分も十分に感じ られるワイン。赤系果実の熟したアロマ。やや長熟タイプのワインです。品種:ピノドニス100%
1999年にロワールでドメーヌ・ド・モントリユーをスタートさせたエミール・エレディア氏。彼の畑の区画は、ブ ドウ樹の樹齢、土壌の品質、畑の位置・・・その違いによって用途を分け厳選されています。特に重要視して いる点は、ヴィエイユヴィーニュ(樹齢の古い樹)であること。非常に素晴らしい熟しと収穫をもたらしてくれる 為です。樹齢の古い樹は、深くまでしっかりと根を張り、灼熱の太陽に晒されたとしても枯れ果てる事は決し てありません。地下深くまで張った根は、ワインにミネラル分や深みを与えてくれるのです。また、樹を育て続 けて行くということが、多様性と独自性を選ぶことでもあるのではないか考えています。畑では、ビオロジック 農法を採用。畑できちんとブドウと向き合う、化学的なものは一切使用しない、ブドウの収穫は手摘みで行 なう、これらはドメーヌにとって当然であり避けては通れない選択肢です。 ※エレディア氏は、現在ドメーヌ・ド・モントリユーは売却し、ラングドックで新たに’’ドメーヌ・ディモンシュ’’ をスタートさせています。(ロワール産のワインでまだ熟成途中だった物をリリースする際には、ドメーヌ・ド・ モントリユーの名前ではなく、エミール・エレディア氏の名前でリリースしています)