Rosso del Veronese Rubeo / L'Arco (赤)750ml
輝きのある鮮やかなルビー色。色調はやや薄い。カシスリキュール、チョコレート、ドライレーズン、トマト、ローズマリー、タイム。甘さを伴った果実味がまず感じられた後に味の背骨になっているミネラル感と酸味、穏やかな渋味。果実を口いっぱいにほおばったような満足感がある一本。
アマローネのように作ったワインと、同様の作り方をしたカベルネ・フランを混ぜたワイン。
カベルネ・フランとそれ以外のブドウとは別々に醸造。 優れた房を選別して収穫した後、専用の部屋でお盆にのせて90~100日間乾燥。 乾燥させられたブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、およそ 30日間続くアルコール醗酵が始まる。 醗酵の後、定期的に澱引きを行いながら、6月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。 その後、2つのワインは 混ぜられ、2.25~20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで3年間熟成される。官能的特徴:ヴァルポリチェッラの伝統と国際性が 混ざり合ったこの個性的なワインは、深い赤色で、スパイスのアロマを持つ。 味わいにはすばらしいストラクチャーが あり、かつエレガント。品種:カベルネフラン、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、 14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリース売する。アマロー ネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学ん だ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、 ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・ク インタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。